守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
無痛治療・小児歯科・虫歯治療/JR守山駅徒歩18分

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おおた歯科こども歯科

〒524-0044
滋賀県守山市古高町81-5

TEL:077-596-5630

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日本の「銀歯を少しずつ減らそう」とする動き

今までは、「奥歯で型を採る治療」となると保険治療では銀歯しか選択肢がありませんでした。 しかし、銀歯は目立ちます。 敬遠されることも少なくないです。   2014年、保険治療において歴史的な転機が訪れました。 「歯科用CADCAMシステムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴」が保険治療に組み込まれました!!! キャドカムと呼びます。   ????? 一般の方は、丸っきり意味が分からないと思います。 簡単に言うと、「保険治療で白い歯が手に入る」ということです。   条件があり、何でもかんでも白い歯というわけではないのですが、これまでの方針が大きく変わりました。 すごい時代になったと思います。   CADCAMシステムとは、機械で白いブロックから削りだして歯をつくること。 従来は、歯科技工士さんが手作業でつくっていました。   ハイブリッドとは、「混ぜ合わさったもの」。 ハイブリッド自動車は、ガソリンと電気の両方で動く車。 歯科のハイブリッド冠とは、セラミックス(陶器)とレジン(歯科の治療で使われる樹脂)を混ぜ合わせてつくる被せ物のこと。   歯は親知らずを除くと、前から数えて1番目から7番目まであります。 1~3番は昔から保険治療で白い歯ができました。 2014年の4月から、4、5番目にも保険治療でCADCAM冠を入れられるようになっています。 そして2017年の12月から、下の …続きを読む

2018年6月27日

少しずつ浸透? まだまだ?

喫煙と歯周病のことです。   成人の喫煙率は、1965年に厚生省や専売公社が調査を始めました。 それ以降、減少傾向にあります。 2013年に開始された健康日本21では、2022年には喫煙率を12%まで減少させるという目標があります。 しかし、男性だけで言えば今なお30%近くあるそうで、先進国の中でも高いです。   日本という国は不思議な面もあり、治療にはとても意識が高いです。 例えば、 高額な医療費を払って、最善の治療を受ける。 最新の機材がある医院を探し、最新の治療を受ける。 です。 しかし、「予防や病気を発症させない」という前段階への意識は低いように思います。 特に、歯科でそれが顕著に思われます。   喫煙で言うと、周りの大切な人の体にまで悪影響を及ぼします。 さらに、喫煙者で傷ついたDNAは2世代まで受け継がれます。 つまり、あなたのお孫さんまで「癌になりやすい遺伝子」が受け継がれます。 非常に恐いと思いませんか? 副流煙は、主流煙よりも悪いとされています。   喫煙が歯周病の及ぼす悪影響 ①歯周ポケットが深くなる →深くなると、歯周病の菌が入り込みやすくなり、さらに菌を除去しにくくなる ②歯槽骨(歯を支える骨)が吸収されやすくなる(溶けやすくなる) →せっかくの治療も効果が出ず、悪化しやすい ③スケーリングやルートプレーニングといった …続きを読む

2018年6月20日

お口の中は、ばい菌が0??

お口の中は細菌だらけなんです。   大人のお口の中には、なんと300~700種類の細菌が生息しています。 歯をよく磨く人でも1000~2000億個、あまり歯を磨かない人では1兆個もの細菌が住みついています。   そのため、「今、痛くないから」「今、何ともないから」で放置すると。。。 知らないうちに、細菌がどんどん増殖してしまっているかもしれません。   それがいつか爆発して、急に歯ぐきが腫れたり、痛くなったり、出血が止まらなかったり。   「爆発」というのは、例えば風邪をひいたり、体調を崩した時です。   健康な時は、細菌はおとなしいです。 しかし、ご自身の体力や抵抗力が落ちると、「今だ!」と細菌が一気に増殖します。 その結果、急に痛くなったり、腫れたり、につながります。   しばしば「お口の中の菌を0にすることはできますか?」とご質問を受けます。 答えは「できません」です。 例えですが、0にしようと思うと「お口の中をガスバーナーで加熱滅菌する?」ことでしょうか。 そんなことはできません。   人間は菌と共存しています。 腸内細菌がそうですね。   大切なこと 悪い菌を減らすこと 悪い菌を活発にさせないこと です。   0にはできないので、より良い方向に持っていくことです。   より …続きを読む

2018年6月13日

咬むpowerはほどほどに。

咬む力のコントロールは、とても重要です。   咬む力が異常に強いと、歯周病が悪化します。 例えば、元々歯ぎしり・食いしばりが強い。奥歯が何本も抜けているのを放置、それによって、手前の歯に力がかかりすぎている。 が挙げられます。 力がかかりすぎるとどうなるのか? 歯がかけてしまったり、折れてしまったり。 歯がグラグラしてきてしまったり。 詰め物が欠けてしまったり、外れてしまったり。 顎関節症になってしまったり。 良いことがありません。 最悪は抜歯です。 力をコントロールし、歯を守っていきましょう。 対策を、それぞれの観点から述べます。 ①歯が欠ける・折れる を防ぎたい。   ・「歯ぎしり・食いしばりは寝ている時にしか起こらない」といった意識を変える。    歯ぎしり・食いしばりは、日中でも気付かない内にしていることが往々にしてあります。    何気なく、スマホを見ている時、テレビを見ている時、デスクワークをしているとき、スポーツをしている時。    れっきとした病名もあります(歯列接触癖TCH=Tooth Contacting Habit)。    これは、食事など歯が本来の機能をすべき時以外にも、上下の歯が咬みあってしまっている癖のことです。    ご自身ではなかなか気付きませんが、歯がすり減っていたり、入れた銀歯がツヤツヤにすり減ってい    る場合はその可能性があります。    …続きを読む

2018年6月6日

歯科医師より素晴らしい職業??

一般の方にはあまり聞きなれないかもしれない「歯科衛生士」。 「歯石のお掃除をしてくれる女性」というイメージでしょうか? 太田貴司個人としては、「歯科医師よりすごいのでは?」と思っています。 歯科医師と歯科衛生士の違いは、「治す」歯科医師と「守る」衛生士です。 歯科医師は、与えられた仕事上、どうしても「減らす」仕事です。 例えば、「削る」「抜く」です。 その患者様のため、その歯のため、を思ってのことですが、「減らす」仕事です。 感謝されますが、「減らした」ものは戻ってくることはありません。 それに対して、歯科衛生士は、「減らさない」仕事です。 歯石の除去をして、歯周病から「守る」。 ブラッシング指導をして、むし歯から「守る」。 現状維持をしようとする仕事です。 歯科衛生士は、歯科医師の仕事のように「何かを変化させる」仕事ではありません。 例えば、歯科医師がむし歯を削って白い詰め物をしてもらう。 これは綺麗になるので、素人目からしても分かりやすいです。 その場で感謝されます。 「治療してもらってありがとうございます。」「きれいな詰め物をしてもらってありがとうございます。」と。 歯科衛生士は、何か大きく変化させる仕事ではありません。 (大きな歯石を取ってもらう以外は。) そのため、感謝されにくい仕事ではあります。 何も変わっておらず、現状維持だからです。 しかし、歯が長持ちするのはどちら …続きを読む

2018年5月30日

「銀歯はどうしたらいいのですか?」

「銀歯はどうしたらいいのですか?」 先週の続きです。 「今、すでに入っている銀歯は外した方が良いのですか?」 「痛くなった時に外したら良いのですか?」 「どうしたらいいのですか?」 よく聞かれます。 「今、すでに入っている銀歯は外した方が良いのですか?」への回答(太田貴司個人としての) →①「ご心配であれば外してもいいでしょう」とお伝えしています。   私も含め、歯科医師は銀歯の下のむし歯、その怖さを知っています。   ご心配であれば外しましょう。   外して初めて分かるむし歯も少なくありません。  ②「定期健診で経過を追いましょう」とお伝えすることもあります。   見た目では全く分かりません。   レントゲンを撮影することが重要です。   そのレントゲンを時系列で追っていきます。  ③「今すぐに全部外さなくても良いかもしれません」とお伝えすることもあります。   こうお伝えする方は、よくブラッシングをされていて、生活習慣も整っている方です。 「痛くなった時に外したら良いのですか?」 このご質問も頂きます。 答えは「No」です。 歯以外のお身体もそうですが、痛くなった時は手遅れのこともあります。 痛くなってからでは遅いです。 特に歯は痛くなってからですと、抜歯や抜髄(神経を取る)の可能性があり、痛くなってからでは遅いです。 ぜひ痛くなる前に定期健診を続けましょう。 つまり、いかにも …続きを読む

2018年5月23日

「銀歯の下のむし歯が心配です。銀歯の下にむし歯はありませんか?」

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療や、矯正治療に力を入れています。   「銀歯の下のむし歯が心配です。銀歯の下にむし歯はありませんか?」 レントゲンを撮影した後、患者さんから言われます。 その時、私はこうお伝えします。 「明らかに大きなむし歯であれば分かります。しかしレントゲンを撮っても、銀歯の下のむし歯は100%は分かりません。銀歯を外して初めて分かるむし歯もあります。不意にポロっと銀歯が外れて、その時初めて分かるむし歯もあります。」 銀歯には、インレーとクラウンがあります。 インレーは、部分的に「詰める」もの。 クラウンは、上から完全に「被せる」もの。 です。 インレーでもクラウンでも、銀歯であれば、むし歯になりやすいですし、見付けにくさは変わりません。 逃げているわけではないのですが、銀歯の下のむし歯は本当に分かりません。 「見逃してしまった」「見逃された」ではありません。 見えないのです。   当院では、1年ごとにレントゲンを撮影しています。 数年後のレントゲンで、「ここの銀歯の下にむし歯がありました」と分かることがあります。 1年ごとのレントゲンを比較して、やっと分かるのです。 正確に言い直すと、 「明らかに大きなむし歯は分かります。 レントゲンを撮っても、銀歯の下のむし歯は1枚 …続きを読む

2018年5月16日

新入社員へ

今回は、縁あっておおた歯科こども歯科に入社してくれた新人についての取り組みをご紹介します。 新人は、新卒であろうと既卒であろうと、年齢問わずおおた歯科こども歯科のシステムを知りません。 そのため、他のスタッフよりも早くに入社してもらい、院長と勉強をします。 具体的には。。。 ①8:00に出勤してもらいます(通常は8:30の出勤です) ②朝の勉強会は約1か月間です。 今までの新人へのカリキュラムをさかのぼると、衛生士は約2週間、歯科助手は約3週間でまとまることが多いです。 ③朝の勉強会は、院長とマンツーマンです。 院長が愛情を持って、勉強に付き合います。 ④内容は、あり方とやり方です。 あり方とやり方、どちらも重要です。 なぜその仕事が必要なのか、必要だと知ったらその仕事をどのようにするのか。 前者が「あり方」、後者が「やり方」です。 我々は何のために働くのか。 給料は、結果です。目的ではありません。お金のために働くのではありません。 我々は医療人です。一生懸命、来院された方に歯科医療をほどこし、それがスタッフへの給料につながるのです。 ボランティアでも、バイトでもありません。我々はプロです。 あり方を伝えたら、当院のシステムでどのように来院された方に貢献するのか。 そのやり方を知らないと、頭でっかちになります。 例えれば、座学と実技でしょうか。 両輪が必要です。 そして、院長だけで …続きを読む

2018年5月9日

歯を抜かなければいけないとき・・・

「歯を抜かないといけません」 歯科医院で言われたくない言葉ですよね。 実は、言う方も嫌なのですよ。 なぜなら、良い反応があるわけがないからです。 「歯を抜かなければいけません」とお伝えして、 「ありがとうございます。嬉しいです。」なんて言われるわけがないからです。 みなさん、顔が曇ったり、「え?」と言われたり、「嫌です」なんて言われることもあります。 それはそうですよね。 歯を残すために通院するわけですから。 こちらも言いたくないフレーズの一つなのですよ。 我々も歯を残すために歯科医師をやっているわけですので。 でも、それを乗り越えないといけない時がある。 抜かないといけない時がある。 その患者様のため、その歯のため、隣の歯のため、今後の治療方針のため。 抜歯をお伝えして、歯を抜いてもらうか、抜かずに経過観察かはお任せですが。 【歯を抜かなければいけないとき、抜いた方がいいとき】 ①横向きに親知らずが生えていて、手前の歯に悪さをしているとき   手前の歯(第二大臼歯)にすでにむし歯・歯周病がある。   今後、親知らず・第二大臼歯ともにむし歯・歯周病のリスクが高い。   親知らずを抜かないと、第二大臼歯の治療がきちんとできない場合。   親知らずが押して、歯並びがデコボコしている(→この場合、親知らずを抜いても歯並びが元に戻ることはありません) ②むし歯でボロボロになっている   歯 …続きを読む

2018年5月2日

歯ブラシっていつ交換するの?

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。   毎日使っている歯ブラシ、最後に交換したのはいつですか? うっかり何ヶ月も使っていませんか? まだまだ磨けるし、使える! 確かに、使えるは使えるはずです。 しかし、使えていても、肝心の汚れが取れていなければせっかくの歯磨きも台無しです。 ちゃんと、歯ブラシが取り換えのサインを出してくれています。 【古くなった歯ブラシのサイン】 ①毛先が開いている ②弾力がなくなっている ③臭ったり、着色している その歯ブラシでは汚れが取れていないか、汚れを取るのに時間がかかります。 歯磨きで重要なこと。 それは当たり前ですが、「汚れを取ること」です。 「歯を磨くこと」が目的になってはいけません。 目的は、「汚れを取ること」です。 言い方がわるくなってしまうかもしれませんが、汚れが取れていれば何でも良いのです。 しかし、現在の技術では汚れを取る手段が「歯磨き」しかないのです。 「リステリン」といったうがい薬(マウスウォッシュ)も効果的です。 消毒薬が入っていて、一定の効果があります。 ただ、あくまでも補助です。 歯磨き「前」のマウスウォッシュか、歯磨き「後」のマウスウォッシュかは、ご自身の判断やメーカーの指定によります。 前にしろ後にしろ、歯磨きを怠ってはいけ …続きを読む

2018年4月25日

 

 

守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科/無痛治療(むし歯治療)・小児歯科・虫歯治療/JR守山駅徒歩18分