滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 先月、かかりつけ歯科医院で歯石の除去をしてもらいました。 歯石を除去してもらうことで、歯周病の予防になります。 歯周病が進行すると、歯が抜けてしまいます。 それは避けたいところですよね。 多くの患者様が当てはまるのですが、 「むし歯があります」とお伝えするとショックを受けられますが 「歯周病になっています」とお伝えしても、あまりピンとこられず「ふ~ん」といった感じでリアクションをされます。 むし歯と歯周病を比べると怖い病気は、明らかに歯周病の方です。 ですが、そもそもどのような病気かご存知ないのでピンとこないのかもしれません。 それを知ってもらうのが歯科医院の役割ですね。 さて、今回の歯科検診では歯石を除去してもらいうがいをしたら、血が出ました。 全く健康な歯ぐきであれば、歯石を除去してもらっても出血はしません。 なぜ出血するのでしょうか? それは歯ぐきに炎症があるからです。 広い意味で「歯周病」になっているのです。 私太田貴司の原因は歯石もありましたが、「歯ブラシが歯ぐきにきちんと当たっていない」からです。 今はまだ軽度ですが、炎症も放置・歯 …続きを読む
2023年6月15日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。 今回は、「歯周病になりやすい人」についてお話します。 歯周病は30歳前後に発症する病気で、歯を失う原因の中でも最も多いです。 歯周病の原因は、主にプラーク(磨き残しとばい菌のかたまり)です。 しかし、他にも多くの危険な要因(リスクファクター)があることをご存知でしょうか? 歯周病になりやすい人の要因とは? 歯周病とは、プラーク(磨き残しとばい菌のかたまり)より生じる病気で、歯ぐきが腫れて出血したり、最終的には歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。 初期段階ではほとんど自覚症状がありません。 気づかないうちに症状が進行することが少なくないことから、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれています。 歯周病を進行させる要因には2種類あります。 お口の中:歯並び、噛み合わせのあっていない被せ物、歯ぎしりなどによる強い咬合力などのお口の中の環境によるするもの。 全身:糖尿病などの全身疾患、ストレスや喫煙、食生活などの生活習慣など全身の状況によるものがあります。 歯周病を予防したり症状を改善するには、これらの危険な要因を減らすことがとても大切です。 お口の中に関係するもの …続きを読む
2023年6月1日