むし歯の治療をしたあと、しみるのはなぜ?
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 先日、私太田貴司自身がむし歯の治療を受けてきました。 草津市でお世話になっている歯科医院の院長先生に治療をしてもらいました。 約20年ぶりのむし歯の治療でした。 (その時にかみ合ってもおらず、あっても意味のない歯の抜歯もしてもらいました) 普段の診療で私自身、むし歯の治療をしたあとに「麻酔が切れたあと、しみるかもしれません」と説明をしています。 それを私自身が経験しましたのでお伝えします。 私のむし歯は、神経には達しておらず幸い1回で終えることができました。 ですが、麻酔が切れたあと、冷たいものが「しみる」。 その歯で噛むと「痛い」のです。 「しみる」「痛い」は約2週間ほどで治まったのですが、むし歯の治療をした後はこのようなことが起こり得ます。 (全てのむし歯の治療後ではありません。) なぜこのようなことが起きるのか? できるだけ分かりやすくお伝えすると、治療という行為が加わったことで歯の中にある「神経(歯髄:しずい)」がびっくりして 「何か普段とは違う刺激が加わったよ」と合図を私達に出してくれるのです。 そこで我々が「しみる」「痛い」という症状を感じるのです。 ここはな …続きを読む
2022年4月10日