滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 歯科用のルーペのお話をします。 おおた歯科こども歯科に通院してくださる患者さんであればお気付きかもしれませんが、私太田貴司は首からメガネみたいなものをぶら下げています。 これを「ルーペ」とか「拡大鏡」と呼びます。 簡単に言うと、「虫メガネ」です。 歯は小指ほどの小さいもので、そこにあるむし歯となるともっと小さくなります。 開業する少し前までは、肉眼で他の歯科医師と同じように治療をしていました。 開業する前に、業者さんから「ルーペ良いですよ~」と声をかけてくださり、試しに3.5倍のルーペを購入しました。 いつも見ている歯が、3.5倍の大きさになるということです。 オーダーメイドなので、私太田貴司の目の大きさ・左右の目の距離を測ってもらい、作製してもらいました。 付けた最初は酔いました。が、すぐに慣れました。 感想は、「すごい!今まで何も見えていなかったくらい良く見える」です。 肉眼で治療するというのは、「見てはいるが、見えてはいない」と断言できます。 ・むし歯の細かいところ、歯石の細かいところ (ごく初期のむし歯・歯石を除いて、痛みのない初期のむし歯・歯石を甘くみてはいけません。初期を見逃したり、放置するから後々の重大なむし歯・歯周病になる …続きを読む
2020年7月29日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 「銀歯はイヤだ」「見た目が気になる」とのことで、セラミック治療を選ばれる人が多いです。 確かに、笑った時に銀歯がギラギラ光っていたら気になりますよね。 相手の方の視線が、自分の歯の銀歯に。その視線を見てしまった自分も「あ、銀歯を見られてる」と気付くと、お口を閉じたくなってしまうかもしれませんね。 ということで、見た目重視でセラミック治療を選ばれる方が多いです。 しかし、私太田貴司がセラミックを入れさせて頂いたときの一番の理由は「詰め物の下で、むし歯が再発しにくいから」です。 これは、一般の方と医療人とは考え方の違いがあるでしょう。 私は、歯を「美容」ではなく「医療」と捉えています。 歯を「アクセサリー」ではなく、「臓器」と捉えてます。 つまり、見た目を良くするのではなく、咬むためには?と考えています。 セラミックのデメリットとして「割れてしまうことがある」です。 金属(銀歯なり、ゴールドと呼ばれる金歯)は、割れることはありません。 しかし、セラミックは強く咬む部分や奥歯だと割れてしまうことがあります。 いくら見た目が気になるといって、どこもかしこも何も考えずにセラミックを入れるのは、得策ではないように感じます。 …続きを読む
2020年7月15日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 歯医者、歯科医院の特殊性についてお話をします。 具体的に言うと、「歯科医院は予約制」が主流ということです。 内科や耳鼻科、小児科は予約制ではないのに、歯科は予約というのはなぜでしょうか? それは「歯科は処置、外科、手術の連続」だからです。 歯を削ったり、抜いたり、詰め物をしたり、歯石の除去をしたり。 これらは、小さな手術のくくりです。 手術といえば、オペ室で全身麻酔をして何時間もかけてのイメージですが歯科はそれの繰り返しです。 内科のように、パッと診察して診断をして、お薬を出して終わり。次回経過観察。 で完治できれば、歯科医院も予約は必要ないでしょう。 しかし、そういうわけではないですよね。それはむし歯・歯周病はお薬で治るものではないからです。経過観察や放置で治るものではないからです。 ここが他の科と違う特殊性だと感じています。 内科や耳鼻科、小児科でも手術が必要になったら、別日や紹介で大きな病院に通院。 別日になるはずです。 手術の日まで待つのではないでしょうか?ここが歯科はご納得頂けない場合があります。 「歯が痛い」から飛び込みで、連絡もなしで来院。 すぐ診てもらえると思ったのに、待たないといけない。 しっかり治療しても …続きを読む
2020年7月1日