歯周病の危険要因
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 歯周病の原因は口腔内の歯周病菌と言われますが、それ以外にも歯周病を進行させる危険要因が存在します。今回は、そんな歯周病の危険要因についてお話していきます。 〇歯周病の危険要因とは 歯周病の危険要因はさまざまで、生活習慣や癖が歯周病を進行させる可能性があるのです。具体的には以下のようなことが挙げられます。 1.口腔内が不衛生である 毎日の歯磨きを怠っていると、細菌の塊であるプラークが溜まり歯周病のリスクが高まります。歯周病の直接的な原因である歯周病菌は、プラークに潜み毒素を出し、歯茎に炎症を引き起こすのです。そのため、常に口腔内を清潔にしておくことが歯周病予防には重要です。 2.口呼吸をしている 口呼吸をしていると常に口の中が乾燥状態になり、唾液の分泌が減ってしまいます。唾液には、口腔内をきれいに洗い流す自浄作用や、殺菌作用がありますが、分泌量が減ることで効果が発揮されなくなってしまいます。 3.喫煙 たばこに含まれるさまざまな化学物質は口腔内にも悪影響を及ぼします。例えば、ニコチンは血管を収縮させる作用があり、酸素や栄養素が不足します。細菌への抵抗力が落ちてしまい、歯周病 …続きを読む
2024年2月1日