滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。 毎日使っている歯ブラシ、最後に交換したのはいつですか? うっかり何ヶ月も使っていませんか? まだまだ磨けるし、使える! 確かに、使えるは使えるはずです。 しかし、使えていても、肝心の汚れが取れていなければせっかくの歯磨きも台無しです。 ちゃんと、歯ブラシが取り換えのサインを出してくれています。 【古くなった歯ブラシのサイン】 ①毛先が開いている ②弾力がなくなっている ③臭ったり、着色している その歯ブラシでは汚れが取れていないか、汚れを取るのに時間がかかります。 歯磨きで重要なこと。 それは当たり前ですが、「汚れを取ること」です。 「歯を磨くこと」が目的になってはいけません。 目的は、「汚れを取ること」です。 言い方がわるくなってしまうかもしれませんが、汚れが取れていれば何でも良いのです。 しかし、現在の技術では汚れを取る手段が「歯磨き」しかないのです。 「リステリン」といったうがい薬(マウスウォッシュ)も効果的です。 消毒薬が入っていて、一定の効果があります。 ただ、あくまでも補助です。 歯磨き「前」のマウスウォッシュか、歯磨き「後」のマウスウォッシュかは、ご自身の判断やメーカーの指定によります。 前にしろ後にしろ、歯磨きを怠ってはいけ …続きを読む
2018年4月25日
かなり多くの方が疑問に思われることです。 電動歯ブラシは、CMでも素晴らしい商品のように宣伝しています。 高価で、細かく四方八方に動き、どんな小さな汚れも取れる。 これは、むし歯になりにくそうですよね。 でも、電動歯ブラシだけで全ての問題が解決するのでしょうか? 普通の歯ブラシでも、しっかり予防できている人はいるのではないでしょうか? 電動歯ブラシの人は歯が残っていて、普通の歯ブラシの人は歯が残っていないのでしょうか? そんな格差、あまり聞いたことがありませんよね。 電動歯ブラシのルーツ。 それは、もともと手が不自由でうまく歯磨きができない方に開発されたものなのです。 脳梗塞や、脳卒中などが原因です。 なので、自分の意志で自由に手が動かせ、自由に歯ブラシで歯磨きができる人にとっては、絶対に必要なものではないのです。 確かに、複雑な動きをして、細かいところまで汚れを掻き出してくれそうです。 しかし、重要なことは「当てるべきところにキチンと当たっているかどうか」です。 普通の歯ブラシ VS 電動歯ブラシ ではないのです。 100円の歯ブラシで当てるべきところにしっかり当たっていて、汚れを取りきっている VS 数万円もする電動歯ブラシで適当に当てている では前者が勝ります。 前者の方が、むし歯の予防・歯周病の予防もできているはずです。 なので、「○○社の最高級電動歯ブラシ」よりも、「当 …続きを読む
2018年4月4日