滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 おおた歯科こども歯科の診療科目の中で、特長の1つ「歯周内科治療」。 こちらのお話をしていきます。 特に、歯周病でお悩みの方には呼んで頂きたいブログです。 ・歯ぐきからの出血が止まらない ・いつも歯ぐきが腫れている ・口臭がする ・歯周病で何本も歯が抜けている ・歯がグラグラする といった症状をもつ方に向けてのブログです。 歯周内科治療は、文字通り、歯周病を「内科的に」治療するものです。 従来の歯周病治療は「外科的に」でした。 「外科的に」というのは、歯ぐきを切る→根元をガリガリする→糸で縫う→糸取りをする といった内容です。 ただ単の歯石除去だけでは治らない歯周病には向いています。 しかし歯周「外科」治療はデメリットもあります。 ・痛い ・再発することがある です。 大がかりな治療を受けた割に、再発することがあるのです。しかも痛い思いをした上でです。 そこで歯周「内科」治療です。 歯周内科治療は、歯ぐきを切る→糸で縫う→糸取りをする がありません。 歯石除去は必須ではあります。 ただそこに「外科」がありません。 痛みを最小限に抑えられ、再発もほぼありません。 …続きを読む
2023年7月15日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 今回は、ホワイトニングのお話をしていきます。 新型コロナウイルスの猛威も治まってきて、マスクの着用が自由になりました。 そこで、前以上にホワイトニングや矯正治療の需要が増えてきております。 当院でも「ホワイトニングをしたい」という患者様が増えてきており、そのご紹介をしていきます。 ホワイトニングとは、歯の漂白のことです。 白くなるのは歯だけなので、詰め物・被せ物のような人工物は白くなりません。 あくまでもご自身の歯(さらに神経がある歯)限定です。 ・ホワイトニングでなぜ歯が白くなるの? 難しい専門用語は控えてお話しすると、ホワイトニング剤が歯の着色物質を分解しているからです。 確かに歯を削って詰め物をしているわけではないのに白くなるのは不思議ですよね。 ・ホワイトニングの期間は? 2~3週間ほどです。 ご希望により、延長することも可能です。 ・ホワイトニングはどれくらいもつの? 3~5年と言われております。 徐々に色がついてきますが、全く元通りになることは少ないです。 私太田貴司も13年ほど前にホワイトニングをしてもらいました。当時に比べては色は戻ってきて …続きを読む
2023年7月8日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 今回は、歯の構造についてお話します。 むし歯や歯周病を予防するには、歯がどのようにできているかを知っておくことでより理解を深めることができます。 歯は何からできている? 歯は大きく分けて4つの組織からできています。 エナメル質、セメント質、象牙質、歯髄(しずい)です。これらを詳しくみていきましょう。 ・エナメル質 歯の一番の表面を覆っている硬い組織です。 人間の体で最も硬いともいわれています。 厚さはおおよそ2~3mmで、色は半透明をしています。 エナメル質の97%はハイドロキシアパタイトという無機質(ミネラル)の成分からできており、残りは水分と有機質です。 酸に弱いという特性をもち、酸に触れると溶け出してしまいます。 エナメル質ではミネラルが溶け出す「脱灰」と、溶け出したミネラルを修復する「再石灰化」が日々繰り返されていますが、様々な要因により脱灰が再石灰化を上回るとむし歯になります。 ・セメント質 歯の根の表面を覆っている組織です。 歯根膜によって歯を支える骨(歯槽骨)と結びついています。人の骨と同じくらいの硬さです。無機質が60%、有機質が25%、水分15%からできています。 & …続きを読む
2023年7月1日