滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。 言われるとショックな口臭。 みんなが気になる口臭。 自分で気付くより、人から言われる方がショックですよね。 原因と対策はなんでしょうか? 【口臭の原因】 8~9割がお口の中にあります。 残り:蓄膿、胃炎、胃潰瘍、気管支炎、糖尿病、肝臓・腎臓の病気 【対策】 まずは!! ・むし歯の治療 ・歯周病の治療 むし歯菌よりも、歯周病菌の方が口臭につながります。 理想は、位相差顕微鏡・PCR検査を行うことです。 この検査で歯周病菌を特定できれば、それに対する治療ができます。 ・歯磨きをしっかりする 歯ブラシだけでなく、フロス・歯間ブラシ 舌にも汚れが付くので、舌ブラシがあればベストです。 食間(朝食と昼食の間、昼食と夜食の間。10時ごろと16時ごろが一般的でしょうか)はお口の中が乾きます。 食間は、うがいをするだけでも違うかもしれません。 これに勝る口臭対策はありません。 口臭が一発で治る必殺技はありません。 ただ、口臭を気にされる方は、大方むし歯もありませんし、歯周病も軽度です。 意識が高いため、その辺はきれいにされていることが多いです。 東京医科歯科大学が発表しています。 「口臭を無くす一番の方法は、食事をすることである」と。 口臭を …続きを読む
2017年12月20日
保険外の治療のイメージは「高い」というものでしょう。 「あの歯医者に行ったら、あんな高い治療を勧められた。」 ネガティブなイメージもあるかもしれません。 しかし、より良い医療が提供できますので、隠すわけにもいきませんし、保険外診療を求める方もいらっしゃいます。 保険外診療は、国が定めた材料・治療以上のことをしますので、保険に比べると高価です。 実際に「高い」には理由があります。 ①型を採る材料が違います 保険:アルギン酸、寒天 変形しやすい 将来的に、見えない隙間からむし歯になってしまう可能性がある。 外れてしまう可能性がある。 保険外:シリコン 限りなく隙間を最小限にできる。 再度のむし歯や、外れてしまうリスクを減らすことができる。 ②接着剤の違い 保険 :イメージは木工用ボンド 外れにくくする必要があるため、削る量が多くなりがち。 ボンドではまっているだけ→保険外治療よりは外れやすい 保険外:イメージは瞬間接着剤 削る量は最小限です。 しっかりくっつきます ③材質の違い 保険:銀合金、パラジウム、硬質レジン 金属が徐々に溶け出し、歯ぐきが変色する可能性があります。 アレルギーの原因になり得ます。 保険外:金合金、超硬質レジン、セ …続きを読む
2017年12月13日
気持ち悪いですよね。 それはドライマウスかもしれません。 ドライアイと同じです。 お口の中が渇く症状です。 こんな症状で悩んでいませんか? 口が渇いてしまう のどが渇いてしまう 口の中がネバネバして気持ち悪い 口の中が赤くなる 舌がつるつるになっている パンやビスケットなど、乾いたものが食べにくい 味覚が変 目と口が乾く 口角(両口の脇)が荒れてしまう 胃、腸の調子が悪い 夜、のどが渇いて目が覚めてしまう 口臭がある、指摘される 入れ歯で口の中が傷つきやすい 皮膚が乾燥する 指先が冷たくなる ドライマウス・口腔乾燥は30歳以上の女性に多くみられます。 日本で約3000万人いると推定されています。 (潜在患者数) 原因は多岐に渡り、なかなか対処の難しい症状です。 ドライマウスの原因 糖尿病 腎臓の病気など 内服している薬の副作用 口呼吸 ・口呼吸……鼻の病気、歯並びで唇が閉じれない、口の周りの筋肉の低下(高齢者) ・夜間口腔乾燥……睡眠中の口呼吸、いびき、歯ぎしり、かみしめ ・寝たきり 喫煙 唾液腺の機能の低下(シェーグレン症候群、放射線治療、手術後や外傷) ストレス 加齢による筋力の低下 中枢や末梢の神経障害 唾液分泌を促進する薬 服用してはいけない方: 心臓疾患、気管支ぜん息・慢性閉塞性疾患、消化器および膀胱頚部 …続きを読む
2017年12月6日