滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 我々は昨年2020年に未曾有の出来事に直面しました。 新型コロナウイルス感染による健康被害と経済被害です。 専門家ではありませんのであまりそちらの立場からはお伝えできないのですが、「目に見えないもの」が相手というのはやはり怖いですね。 色んな情報やデマも流れ、何を信じて良いのかわかりません。 私の中では結論付けとして、コロナウイルスより怖いものも見つけました。 それは、報道です。 地球上のありとあらゆる病気の中で、さも一番怖い病気がコロナウイルスであるかのような報道です。 特効薬もワクチンもない。感染すると死亡する確率もある。 脳にまで進行する可能性もある。 GoToを推奨しながら感染者増大を強調する。 どうしたら良いのでしょうか。 ここでコロナウイルスと比較して、インフルエンザはどうでしょう? インフルエンザは、薬もありますしワクチンもある。 このインフルエンザの感染者を毎日、Yahoo!で県別でカウントしていますでしょうか。 感染者を村八分にするでしょうか?コロナウイルスに感染すると戦犯扱いです。 私にはさっぱり分かりませんが、コロナウイルスより怖いものが見つかった2020年でし …続きを読む
2021年1月20日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 今まで数回投稿したことがあるかもしれません。 「歯医者を選ぶ基準」です。 これについてはなかなか決められないです。 そもそもの「価値観」が全く違うからです。 「親友が“すごく良い歯医者だから行ってみたら?”と言うから行ってみたら全然だった」 「口コミが良いから行ってみたら全然だった」 こんなことは日常茶飯事です。 そもそもの価値観が全く違うからです。たとえ、いくら親友であったとしても。。。 さらにネットでの口コミなんて、全く当てになりません。 そのネットの口コミをした人のことのことをあなたはご存知ですか? 年齢は?性別は?住所は?趣味は?お顔は?歯の価値観は?生活レベルは? 全く知らない人の口コミをスマホで一生懸命見て歯科医院を選ぶ。 それでは「あなた自身にとって」良い歯医者は見つからないかもしれません。 よく言われる「歯医者を選ぶ基準」は ・なるべく削らない ・話を聞いてくれる ・受付の対応が良い ・歯科医師の説明が上手 ・予防に熱心 ・インプラントが上手 などがあります。 これらはいずれも正しいでしょう。 しかし、歯の病気(むし歯・歯周病)が見えていなかったら。。。 全て台無しです。 ・なるべく削らない→見 …続きを読む
2021年1月6日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 今回は、当院で行っている歯周内科のデメリットについてお伝えします。 今のところ、歯周内科治療におけるデメリットはありません。 科学的に歯周病菌の検査をして、専用の歯磨き剤やお薬を使います。 その後、歯石の除去をします。 短期間で素晴らしい改善を認める歯周病治療です。 しかし「この方に歯周内科治療をしても効果がないだろう」という方はいらっしゃいます。 そういう点で、歯周内科治療のデメリットはあるかもしれません。 それは、「喫煙者に歯周内科治療をしても効果が薄い/ない」ということです。 当院ホームページにも紹介してあるように、歯周内科治療は非常に効果が高いです。 長年、歯周病で悩まれていた方に解決の一手を打てる治療です。 「いくら歯医者に行っても・・・」 出血が止まらない、膿が止まらない、腫れが止まらない、歯がどんどん動いてくる といった悩みの多くを解決できます。 当院では、約50名ほどの方に歯周内科治療をしてきました。 まだそれほど多くはないのですが。 その約50名のうち、お二人は効果がなかったり、歯周病の再発がありました。 そのお二人に共通することは、お二人とも喫煙者だったのです(電子タバコを含む) …続きを読む
2020年12月2日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 それは「削る」が大前提だからです。 歯は削ってはいけないものです。しかし、削る(治療する)ことをしないと ・むし歯が進行してしまう ・神経を取らないといけなくなってしまう ・抜歯になってしまう など、メリットの方が多い場合に治療をすべきであると考えています。 今回は、MTA(Mineral Trioxide Aggregate) のデメリットをお伝えします。 MTAセメントを用いて、むし歯の治療をすることです。 むし歯が神経ギリギリにまで進行してしまった、あるいはすでに神経が見えているくらいの大きな虫歯の治療に行います。 このMTAセメントがあれば、本来神経を取らざるを得なかった歯の神経を残すことができるかもしれません。 神経を残すことができる画期的な治療と言えます。 MTA(Mineral Trioxide Aggregate)のデメリット ①全ての神経を残すことができるとは限らない ②すでに強い痛みがある場合はMTA(Mineral Trioxide Aggregate)の適応ではない ③成功率が100%ではない ④使うMTAセメントによっては、歯が変色する ①通常は強い痛みがない歯に行う治療で …続きを読む
2020年11月18日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 それは「削る」が大前提だからです。 歯は削ってはいけないものです。しかし、削る(治療する)ことをしないと ・むし歯が進行してしまう ・神経を取らないといけなくなってしまう ・抜歯になってしまう など、メリットの方が多い場合に治療をすべきであると考えています。 今回は、ダイレクトボンディングのデメリットをお伝えします。 ダイレクトボンディングは、歯と似た色のハイブリッドセラミック樹脂(セラミック、コンポジットレジンの複合体)を光で固めて詰める治療法です。 歯を削らずに詰め物ができたり、削ったとしても最小限に抑えることができます。 そして、1~2回で終えられることができます。 ダイレクトボンディングのデメリットは、 ①欠けてしまう可能性がある ②変色する可能性がある ③外れてしまう可能性がある です。 ①欠けてしまう可能性がある 強度が強くありません。硬いものを咬んでしまったり、歯と歯が強く当たってしまうと欠けてしまうことがあります。 金属やセラミックより強度は相当に下がります。 ②変色する可能性がある 水分を吸ってしまうことで、変色する可能性があります。 そして、ダイレクトボンディング自体 …続きを読む
2020年11月4日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 それは「削る」が大前提だからです。 歯は削ってはいけないものです。しかし、削る(治療する)ことをしないと ・むし歯が進行してしまう ・神経を取らないといけなくなってしまう ・抜歯になってしまう など、メリットの方が多い場合に治療をすべきであると考えています。 今回は、セラミック治療のデメリットをお伝えします。 セラミック。 色も合わせやすく、むし歯の再発もしにくい。 セラミックを入れると、患者さんはとても喜ばれます。 セラミックのデメリットは、 ①欠けてしまったり、割れてしまうことです。 ②場合によっては、削る量が多くなることです。 金属(銀歯や金歯)に比べて、どうしても力に弱いです。 かみ合わせが強い方や奥歯にセラミックを入れると、欠けてしまったり割れてしまうことがあります。 せっかく入れるのなら、白くきれいな歯が良い。 それは皆さんそう思われます。 さらにむし歯の再発もしにくい。 それならセラミックが良いでしょう。 しかし、セラミックにもデメリットがあります。 セラミックが合わない歯や場所があります。 セラミックを選ばれる理由として 「銀歯が目立つから」「笑うと見えるから」 などがあります。 果 …続きを読む
2020年10月21日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 それは「削る」が大前提だからです。 歯は削ってはいけないものです。しかし、削る(治療する)ことをしないと ・むし歯が進行してしまう ・神経を取らないといけなくなってしまう ・抜歯になってしまう など、メリットの方が多い場合に治療をすべきであると考えています。 今回は、インレーのデメリットをお伝えします。 インレーとは、型を採り部分的な詰め物を入れる治療です。 通常、2回のご来院を頂きます。 1回目で麻酔をして、型を採る。仮の詰めをして終了。 2回目で仮の詰め物を外して、出来上がっているインレーを接着剤で付ける。 日常的に行われる治療ですが、デメリットも存在します。 ①削る量がコンポジットレジン比べて多い ②回数が2回かかる ③仮の状態のときに、歯が欠けてしまうことがある ④保険の銀歯だと、中でむし歯が再発してしまうリスクがある ⑤麻酔をしないとできないことが多い ①コンポジットレジン治療で削る部分は、基本的にむし歯の部分のみです。 しかし、インレーのデメリットとして、むし歯以外の部分を削ることになります。 そうしないと、外れてしまったり欠けてしまったり、せっかくのインレー治療が無駄になってしまう …続きを読む
2020年10月7日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防と、痛くなる前の治療、歯周病の治療に力を入れています。 歯の治療に関しては、基本的にデメリットもあります。 それは「削る」が大前提だからです。 歯は削ってはいけないものです。しかし、削る(治療する)ことをしないと ・むし歯が進行してしまう ・神経を取らないといけなくなってしまう ・抜歯になってしまう など、メリットの方が多い場合に治療をすべきであると考えています。 今回から少しの間、デメリットについてお伝えします。 今回は、コンポジットレジンのデメリットです。 CR(シーアール)と呼ばれます。 悪い箇所を取り除き、白い樹脂を詰め、光で固めるものです。 基本的には、その場での1回で治療が完了します。 私太田貴司が、好んで選ぶ治療です。 メリットは、 ・削る量が最小限 ・1回で終わる ・白い からです。 しかし、コンポジットレジンのデメリットが多い場合は使いません。 コンポジットレジンのデメリット ①欠ける ②外れる ③変色する ④縮む です。 コンポジットレジンは万能ではなく、デメリットも存在するのです。 ①欠ける 奥歯の歯と歯の間や、前歯の先にコンポジットレジンを詰めると、残念ながらあっという間に欠けてしまうことがあります。 コンポジットレジンが不適切だと考えられる場合は、インレーやクラウンで修復するこ …続きを読む
2020年9月23日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 当院は、3DS(スリーディーエス)システムを使ったむし歯予防・歯周病予防を行っています。 3DSとは、Dental Drug Delivery System(デンタルドラッグデリバリーシステム)のことを言います。 最初の3文字の頭文字が「D」なので、そう呼ばれます。 取り入れている歯科医院は多くはないのですが、私太田貴司が学生時代に習っていますので、歴史は15年以上はあります。 方法は簡単です。 ①前もって、上下にマウスピースをつくります。 ②マウスピースの中に、ご自身でお薬を入れます。 ③1日5~10分入れておくだけです。これだけでむし歯予防・歯周病予防の効果があります。 入れるお薬は、何を目的とするかで変わります。 むし歯を予防したいのか?・歯周病予防を予防したいのか? 今炎症は強いのか?・安定しているのか? それはおおた歯科こども歯科で選ばさせていただいております。 効果はズバリ「あります」 実際に使われている方が「すっきりするようになった」と仰います。1日5~10分だけでも変わるようです。 「するようになった」ということは、菌が減少し、炎症も抑えられているという意味です。 基本的にはずっと使って頂きます。 当院は、3 …続きを読む
2020年9月9日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 今回は、「歯の価値」「歯1本の値段」についての考えを述べます。 生まれ持って生えてきた歯、金銭価値はどれくらいなのでしょうか? 歯科は、医科に比べるとどうしても優先順位は低くなります。それは命にかかわる病気にはよほどならないからです。 でも、歯が無くなるとご飯が食べられなくなります。 何か人工物を入れないといけません。 1本歯を失ったとして、そこに何かを補うとします。 1本入れ歯で5000~6000円(保険適用)、3本のブリッジで約15,000円(保険適用)、インプラントだと300,000~400、000円(保険適用外:自由診療)です。 これらはどれも異物です。なので、元々生まれ持った歯はもっと価値があると考えています。 きっと歯科医院と患者様では大きな違いがあるでしょうし、前歯か奥歯でも大きな違いがあるでしょう。 「人工歯根」と呼ばれるインプラントが300,000~400、000円なので、生まれ持った天然の歯はその倍の価値としましょう。1本800,000円です。 皆さんのお口の中には親知らずを除いて、上下左右に28本の歯があります。 歯を失っていなければ、あなたのお口の中にある歯の総額は、800,000×28 …続きを読む
2020年8月26日