守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
無痛治療・小児歯科・虫歯治療/JR守山駅徒歩18分

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おおた歯科こども歯科

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髄とは?

歯に栄養を送る部分を歯髄(しずい)と呼びます。 中心の部分です。 人体で見ると、脊“髄”や骨“髄”と同じです。 歯髄は、“歯の命”です。 我々から“命”を取ると、死んでしまいます。 歯も神経を取ると、死んでしまいます。 栄養が送られなくなってしまうからです。 我々歯科医院側がよく「神経をとる」と言いますが、実際に取っているのは神経だけではありません。 血管も一緒に取っています。取らざるを得ないのですが。。。 神経は、脳から歯へとつながっているので、歯の先の部分で切断するのです。 良い気はしませんよね。 神経を取るには、歯を大きく削る必要があります。 たくさん歯を削って、神経を取って、血管もとる。 この場合、むし歯が大きく痛みがあるときです。 さて、神経を取るとどうなるのでしょうか? ①歯がもろくなる   栄養がないため、ヒビが入ったり、割れてしまいやすくなります。 ②次にむし歯になっても気付かない   神経がすでにないので、むし歯になっても“痛い”とはなりません。   気付いたときには、治療が不可能なむし歯になっていることも。 ③変色する   血液が流れないため、その歯が紫色になります。   神経を取った歯は、通常被せるため、変色には気付きません。   ただ、前歯は神経を取っても被せないことがあるので、数年後に変色してくることもあります。 我々歯科医院側は、神経を取ることのデメリッ …続きを読む

2017年2月8日

象牙?

歯の表層はエナメル質です。 そのエナメル質の下にある組織が象牙質です。 ゾウの牙が名前の由来です。 エナメル質よりは硬くはありませんが、骨よりは硬いです。 エナメル質より柔らかいため、むし歯がエナメル質を越えてしまうと、むし歯の進行がより早くなってしまいます。 この“柔らかい”ということはデメリットだけでなく、メリットもあります。 硬すぎるエナメル質のクッション材になるのです。 象牙質の大きな特徴は、“形が変わる”ことです。 エナメル質自体は変わりません。しかし、象牙質は変わります。 どういうことでしょうか? 実は内部で変わるのです。外側ではありません。 むし歯や、歯が削れてしみる(知覚過敏)になると、歯に穴が開いたり、薄くなります。 そこで、象牙質が成長し、穴が開いたり薄くなった部分を厚くしてくれます。 象牙質が分厚くなると、むし歯と歯の神経(歯髄)までの距離が離れます。 歯髄は、歯に栄養を送るのでとても大切な組織です。 象牙質は成長し、歯や歯髄を守ってくれるのです。 しかし、油断は禁物です。 象牙質は無限にあるわけではありません。 穴が開いても、痛くないからと言って放置は良くありません。 むし歯の進行が早い場合もありますし、いずれ痛くなってしまいます。 ぜひとも、むし歯は早期に治療しましょう。

2017年2月1日

人体で最も硬いところ

それは歯の「エナメル質」という部分です。 歯の最も表面の部分です。 歯は、丸々「歯」ではなく、表層・中層・深部で構造が異なります。 エナメル質は、歯の表層にあり、痛みや刺激から守ってくれる鎧です。 話しは変わりますが、痛みを感じる部分は、神経です。 例えば、自分の腕をつねってみて下さい。 すると、痛いです。 それは皮や脂肪、筋肉の下に神経があるからです。神経は脳とつながっているため、脳が“痛い”と感じているのです。 エナメル質には神経(歯の神経を歯髄、しずいと呼びます)がありません。 むし歯の多くは、表層のエナメル質からできるのですが、エナメル質にとどまっている初期のむし歯は痛くないのです。 エナメル質には歯髄がないからですね。 “むし歯になると即痛い”というイメージがあるのですが、そういうわけではありません。 むし歯がエナメル質を越え、象牙質に達し、どんどん進行すると“しみる”になります。 歯髄に近くなると“痛い”になり、その後は痛くなる一方です。 食生活や歯の硬さにもよるので、個人差があります。 しかし、エナメル質にできたむし歯が1ヶ月、2ヶ月で歯髄に達し、ズキズキ痛くなることは少ないです。 むし歯にしないことは大切ですが、むし歯になってしまったらいかに初期のうちに治療するのかが重要です。 歯は削れば削るほど、寿命が短くなるからです。

2017年1月25日

歯はどうやって生えてくるの?

私たちの歯は大きく分けて2つあります。 乳歯(子供の歯)と永久歯(大人の歯)です。 乳歯は生後6ヶ月頃に生えます。 前歯からです。 一番奥の乳歯は、11~12歳ごろまでお口の中に残っています。順次、永久歯に生え変わります。 永久歯は6歳ごろから生え始め、親知らずになると20歳前後に生えてきます。 (現代の日本人は、顎が小さいため、生えてこないこともあります。親知らずは元々ないこともあります。) 乳歯も永久歯もいつの間にか生えて、白く並んでいます。 どのように生えてくるのでしょうか? 私たちがお母さんのおなかの中にいる胎生7週くらい。 乳歯の種(歯胚、しはいと呼びます)が出現します。この種が徐々に歯へと育っていきます。 朝顔の種が成長し、芽を出して、伸び、花になるのに似ています。 歯胚の外で、歯の頭(エナメル質)が作られます。 歯は、根っこからではなく、頭から作られます。 エナメル質というのは、ご自身のお口を鏡で見た時に、白く見える部分です。 エナメル質は、身体の中で最も硬い組織です。ダイヤモンドくらいの硬さです。 エナメル質の内側では、象牙質(ぞうげしつと呼びます)ができます。 その後、根っこ(歯根、しこんと呼びます)が作られます。 歯根の周りには、セメント質という部分が表面に作られ、内部には「神経、神経」と普段呼ばれる歯髄(しずいと呼びます)が作られます。 歯根が作られる時期に、 …続きを読む

2017年1月16日

おおた歯科こども歯科で「歯の豆知識」ブログを始めます!

皆さまこんにちは。おおた歯科こども歯科 院長、太田貴司です。 この度、新しいブログを始めることになりました。 歯やお口に関する様々な情報をこちらのブログでご紹介いたします。 どうぞ楽しみにお待ちください!

2017年1月9日

 

 

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