生えてきたばかりの永久歯が欠けた!これって大丈夫?? 【守山市 歯医者】
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 6~7歳ごろに、前から数えて6番目に生えてきた永久歯。 「6歳臼歯」と呼ばれます。専門用語では「第一大臼歯」と呼ばれます。 太田貴司個人的に、全ての歯の中で一番大切な歯です。 咬み合わせや咬む力の主力です。 たまに、この第一大臼歯から白いものが取れてくることがあります。 むし歯でも、詰め物をしているわけでもないのに、です。 「これって何?」「歯がいきなりかけた?」と心配になったことはありませんか? おおた歯科こども歯科でも、驚いて駆け込まれる方もいらっしゃいます。 それは「萌出性腐骨(ほうしゅつせいふこつ)」かもしれません。 今回は、萌出性腐骨についてお伝えします。 目次 萌出性腐骨とは 見た目の特徴とよくある誤解 原因と起こりやすい年齢 萌出性腐骨の治療法と対処法 予防するためにできること 保護者の方へのメッセージ 本文 1. 萌出性腐骨とは 萌出性腐骨(ほうしゅつせいふこつ)とは、歯が生える途中に歯ぐきの中で骨の一部が残り、それが自然に出てくる状態のことです。 つまり、正体は「骨」です。 「腐骨(ふこつ)」という名前なので、「骨が腐ってしまったの?」と不安に思う患者さまもいらっしゃいますが、 これは病気というよりも、歯の萌出(ほ …続きを読む
2025年11月3日











