守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
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おおた歯科こども歯科

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TEL:077-596-5630

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残っている歯の本数によって、食べられるものってどれだけ違うの? 【守山市 歯医者】

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。

予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。

私たちは毎日、当たり前のように食事をしています。

でも実は、「歯の本数」が食べられる物の幅に、どれだけ大きく影響しているかご存じでしょうか?

確かに、歯が28本あるのと、10本だけだと食べられるものに変化がありそうです。

今回のブログは、太田貴司自身も勉強になりました。

今回は、「残っている歯の本数によって、どんなものが食べられるのか?」についてお話します。

目次

  1. 歯の本数はなぜ大切?

  2. 歯が少なくなるとどうなる?

  3. 残っている歯の本数と食べられるもの

  4. 歯を失う原因とは?

  5. 歯を守るためにできること

  6. 歯を大切にすることは、人生を豊かにすること


1. 歯の本数はなぜ大切?

 成人の歯は、全部で28本あります(親知らずを除く)。

 我々の歯は、ただ「咬む」だけでなく、食べ物を細かくする、飲み込みやすくする、言葉をはっきり話すなど、たくさんの役割を持っています。

 1本1本の歯がしっかりと働くことで、私たちは食事を楽しみ健康を保つことができます。


2. 歯が少なくなるとどうなる?

 歯を失うと、「咬み合わせ(かみあわせ)」のバランスが崩れます。

 すると、咬む力が弱くなったり、食べものをしっかりと咬み切れなくなったりします。

 また、消化が悪くなる、発音しづらくなる、見た目が変わるといった問題も出てきます。

 歯が無くなると、唇と頬がこけてしまい、実年齢よりも老けて見えてしまいます。



 食べたいものを我慢するようになり、食事が楽しくなくなってしまいます。


3. 残っている歯の本数と食べられるもの

 では、実際に歯の本数が減ると、どのような違いがあるのでしょうか?

 以下に目安をご紹介します。

  • 20本以上残っている方

     → ほとんどのものが問題なく咬めます。肉や野菜も普通に食べられます。親知らず以外の28本があれば、何でも食べられるはずです。

  • 14~19本

     → やや咬む力が落ちます。固いもの(せんべい、生野菜など)は苦手になることも。

  • 10~13本

     → やわらかい物が中心になります。お肉は細かく切らないと食べづらくなります。

  • 9本以下

     → 多くの食べ物が制限されます。おかゆ、やわらかいパン、煮物などが中心になります。

 このように、歯の本数によって、食べられる物が大きく変わってしまうのです。

 さらに、どこの歯が残っているかも重要です。

 一見見た目は良い(前歯が残っている)が、奥歯が全くない場合は、これから一気に悪くなります。

 奥歯で咬む力を前歯だけで負担してしまうからです。前歯だけで当たるので、下の前歯が上の前歯を突き上げます。すると、短期間で上の前歯がグラグラしてきてしまいます。 もしその歯に神経がないとあっという間に割れてしまったり、抜歯につながります。

 前歯だけ残っている方は、早急に奥歯を入れてください(インプラントか義歯になると思います。)


4. 歯を失う原因とは?

 では、どうして歯は失われてしまうのでしょうか?

 主な原因は以下の3つです。

  • むし歯:むし歯は、歯を溶かす病気です。放っておくと、歯の神経が死んでしまい、最終的に抜歯が必要になります。

  • 歯周病:歯周病とは、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。進行すると、歯がぐらぐらになり、自然に抜けることもあります。

  • 咬み合わせの悪さ:咬み合わせが悪いと、ある歯に負担が集中します。それが原因で歯を早く失うこともあります。そういった意味でも、明らかに歯並びが悪い方は、歯列矯正をしても良いと思います。


5. 歯を守るためにできること

 歯は、正しいケアと定期的なチェックで守ることができます。

  • 毎日のていねいな歯みがき

  • 歯科医院での定期的なクリーニング

  • 咬み合わせのチェック

  • むし歯や歯周病の早期発見・早期治療

 これらを続けることで、歯の寿命を延ばすことができます。

 「まだ痛くないから大丈夫」と思わずに、予防のために通うことがとても大切です。

 おおた歯科こども歯科は、「痛くなる前に通院する歯科医院」を目指しています。

 太田貴司が1番やりたくなり治療は、「神経を取る」治療です。


6. 歯を大切にすることは、人生を豊かにすること

 「食べること」は、人生の楽しみのひとつです。もしかすると、もっとも大きな楽しみかもしれません。

 しかし、歯を失うことで、その楽しみが減ってしまうかもしれません。

 お口の健康を保つことは、体の健康にもつながります。

 そしてなにより、家族みんなが美味しくごはんを食べられることは、幸せなことですよね。

 おおた歯科こども歯科・太田貴司は、患者さまの歯を1本でも多く残すことを目指しています。

 予防を中心とした治療を行い、「安心して通える歯医者さん」として地域の皆さまに信頼していただけるよう努めています。


おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司

(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo

2025年11月10日

 

 

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