守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
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おおた歯科こども歯科

〒524-0044
滋賀県守山市古高町81-5

TEL:077-596-5630

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フッ素を塗りすぎるデメリットとは? 【守山市 歯医者】

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。

予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。

今回は「フッ素症(ふっそしょう)」についてお話しします。

当院の小児歯科専門医からも言われます。「フッ素はむし歯の予防には良いけど、特に年齢が低いお子さんのフッ素症には注意してね」と。

フッ素を使った予防は一般的になりましたが、フッ素を塗りすぎることによる「フッ素症」についてお伝えしていきます。

患者さまに正しい情報を知っていただき、安心して予防に取り組んでもらえるよう、しっかり書いていきます。


目次

  1. フッ素症とは何か

  2. 歯に白い斑点が出る理由

  3. フッ素症はどんな時に起こるのか

  4. 全身への影響はあるのか

  5. 日本でフッ素が安全とされる理由

  6. 毎日の生活で気をつけるポイント

  7. 歯科医院でのフッ素塗布は本当に安全か

  8. 当院が大切にしているフッ素の使い方


1. フッ素症とは何か

 フッ素症とは、歯が作られる時期にフッ素を過剰に取りすぎたことで、エナメル質に白い斑点が生じる状態のことです。

 専門用語では「歯のフッ素症(エナメル質形成不全)」と呼ばれます。

症状は

  • 白いスジ

  • 斑点

  • わずかな濁り

    などです。基本的に、生活に支障はありません。


2. 歯に白い斑点が出る理由

 歯は、子どもの頃に顎の骨の中で作られています。

 その時期に 過剰な量のフッ素を継続して飲み込む と、エナメル質が十分に成熟できず、白い斑点が出やすくなると言われています。

 ここで大切なのは

「歯が作られる時期だけが影響を受ける」ということ

 です。

 つまり、大人になってからフッ素を使ってもフッ素症は起きません。

 ここが当院の小児歯科専門医が言う「特に年齢が低いお子さんのフッ素症には注意してね」というゆえんです。


3. フッ素症はどんな時に起こるのか

フッ素症は、次のような「大量摂取」が続いた時に起こる可能性があります。

  • 高濃度のフッ素入り水を毎日飲んだ場合

  • フッ素サプリメントを医師の指示なく過剰に飲んだ場合

  • 高濃度ジェルを子どもが誤飲し続けた場合

普段の生活で起こることはほとんどありません。

日本の水道水にはフッ素がほとんど含まれていないため、心配はいりません。


4. 全身への影響はあるのか

 「フッ素症」と聞くと、全身に害があるようなイメージを持つ患者さまもおられます。

 しかし、歯のフッ素症は歯の変化だけです。

 ただし例外として、世界の一部地域では

  • 地下水に非常に高濃度のフッ素が含まれている

  • 長年その水を飲み続けている

    という環境があり、そこで「骨のフッ素症」と呼ばれる骨の硬化が報告されています。

 ですが、これは日本の環境とは全く異なります。

 日本では水のフッ素濃度が極めて低く、骨のフッ素症は報告されていません。

 患者さまやお子さまが通常の生活で全身に害を受けることはありませんので、どうぞ安心してください。

 日本で言う「フッ素症」というのは、あくまでも歯に対する「フッ素症」とお考え頂いて問題ありません。


5. 日本でフッ素が安全とされる理由

  • 水道水にフッ素が添加されていない

  • 歯科医院で使用する濃度は、国の基準で管理されている

  • 家庭用歯みがき粉の濃度も明確に決まっている

    という理由から、過剰摂取になることはほぼありません。

 日本では

 むし歯予防のメリットが圧倒的に大きい

 という前提で安全に使われています。


6. 毎日の生活で気をつけるポイント

過剰に心配しなくて大丈夫ですが、次の点を意識すると安心です。

  • 小さなお子さまは歯みがき粉をほんの少量にする

  • 高濃度ジェルを自宅で使う場合は、歯科医院の指示を守る

  • フッ素入り洗口液(えんこうえき)は年齢に合わせて使用量を調整

どれも難しいことではなく、日常の少しの工夫で十分です。


7. 歯科医院でのフッ素塗布は本当に安全か

歯科医院で行うフッ素塗布は、

  • 使用量

  • 濃度

  • 塗布のタイミング

    がすべて管理されています。

しかも塗布する量はごくわずかで、飲み込んでも身体に影響のない量です。

むしろ

  • むし歯の発生を抑える

  • 歯の修復を助ける

  • 初期むし歯を戻しやすくする

    などメリットが多く、予防に欠かせません。

患者さまには「家族にも受けさせたい」と言っていただくことが多く、安全性の高さが広く認められています。

ただし、0~6歳と特に年齢が低いお子さまへの、毎月のフッ素塗布は控えております。

7歳以降は、毎月のフッ素塗布は問題ないと考えております。

それは国も「毎月、フッ素を塗布して継続管理しても良い」という方針を打ち出しております。


8. 当院が大切にしているフッ素の使い方

当院では

  • 年齢に合わせた濃度

  • 飲み込む量が最小になる方法

  • お子さまにも分かりやすい説明

    を徹底しています。

フッ素症の心配がある方には、歯の状態を見ながら最適な予防方法を一緒に選んでいます。


おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司

(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo

2026年11月1日

 

 

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