滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。

太田貴司もよく質問を受けます。
「子どもが生まれたのですが、いつから歯医者に行けば良いですか?」
「下の歯が4本生えています。もう歯医者に行ってもいいですか?」
なのです。
確かにそれに対する答えは聞いたことがないと思いますし、どこかで明確に発表されているわけではありませんね。
結論は、 “歯が1本でも生えたら” 行くのがおすすめです。
太田貴司はだいたい「歯が1本でも生えていたら、歯医者デビューで良いですよ」とお答えしております。
「そんな早く?」「むし歯も無いのに?」と思われるかもしれませんが、
お子さまが歯科医院に通院する目的は、「治療」ではありません。
目的は、「予防」と「歯科医院に慣れること」だから です。
生後6〜9ヶ月頃に下の前歯が生えてくることが多いです。
その段階でデビューし、その後も歯科医院に定期的に通院されると、むし歯リスクを大きく下げられます。
目次
■0~1歳で受診するメリット
■3歳前後で起こりやすいトラブルと、歯科でできること
■ おおた歯科こども歯科が初めての小児歯科で行うこと
■ 早く受診しておくことが、そんなに良いの?
■まとめ
■ 0〜1歳で受診するメリット
小児歯科に早めに通うことで得られるメリットは多くあります。
① むし歯予防を最初からスタートできる
最初の1〜2年は“むし歯ゼロ”を作りやすい大切な時期です。
乳歯の歯の質や、夜間授乳・離乳食の進み方など、生活習慣がむし歯リスクに影響します。
この時期から歯科医院のチェックが入ることで、むし歯を作らず成長させることができます。
当院に貼ってあるポスターにもあります。「まずは3歳までにむし歯を作らない」ことがポイントです。
「3歳まで」が第一関門です! 「三つ子の魂百まで」はまさに的を得ています。3歳までにむし歯にしてしまうと、その後もずっとむし歯になりやすいお口の環境ができてしまうのです。「ずっと」です。
最後の乳歯が抜けるのは、12歳・13歳です。
この歯を4歳・5歳でむし歯にしてしまうと、少なくとも再治療が数回あります。
乳歯の再治療の繰り返しは、永久歯のむし歯と再治療の繰り返しの引き金になります。
何事も最初が肝心です。
② 歯科医院に慣れやすい
4歳で歯科医院デビューすると、最初はやはり嫌がります。その記憶を残したままの通院になるので、その後もずっと嫌がります。「歯医者=怖い場所」の印象が固定されてしまうのです。
ずっと「イヤイヤ」ということがないのですが、慣れるのに時間がかかります。
ましてや、4歳でデビューしてすでにむし歯があると大変です。泣きながらの治療なので、お互いが大変です。
対して0歳から通っていると、同じく最初は嫌がります。泣きます。しかし、早い時期で環境・音・スタッフにも慣れるので4歳では上手に診療を受けてくれます。
③ 親御さまのストレスが減る
仕上げみがきを嫌がる、歯ブラシを噛む、泣いて口を開けない。。。。
こういった悩みはどのご家庭でも起こります。お疲れ様です。
太田家でも、二人がかりで仕上げ磨きをしていました。。。。
歯科医院で上手に診療を受けられるようになると、ご自宅での歯磨きも受け入れてくれるものです。
④ フッ素の塗布で歯を強くできる
フッ素を定期的に使用することで、乳歯の質を強くし、むし歯を予防します。
見落としがちなフッ素のメリットとして、「むし歯菌を遠ざける」というものもあります。
フッ素の塗布の時期は、3〜4ヶ月ごとの継続がおすすめです。
■ 3歳前後で起こりやすいトラブルと、歯科でできること
3歳前後は、むし歯のリスクが急上昇しやすい時期です。理由は以下の通りです。
① 自我が強くなり、仕上げみがきの拒否が起こる
毎日の歯みがきを嫌がるのは当然のことです。
お子さまの力がどんどん強くなるので、親御さまも諦めがちになってしまいます。
② 間食の回数や内容がむし歯の原因に
「ダラダラ食べ」になりやすく、甘い飲み物の量も増えます。
食べ方のアドバイスでむし歯リスクを大きく下げられます。
③ 歯並びのクセが出てくる
指しゃぶり、口呼吸、舌の癖などは歯並びに影響します。
■ おおた歯科こども歯科が初めての小児歯科で行うこと
初診では、以下の流れで行います。
① 口の中のチェック
乳歯の生え方、歯ぐき、汚れのつき方、むし歯の有無を確認します。
② 口腔内の清掃と歯磨きのアドバイス
歯科衛生士や、女性歯科医師が行います。
お子さまの状況により、清掃に使う器具や時間は異なります。
このときにむし歯の有無の確認をすることもあります。
③ フッ素の塗布
ぜひ定期的に塗布してもらいましょう。
1年に1回では、残念ながら意味がありません。
④ 次回来院のタイミング
通常は3〜4ヶ月ごとです。。
■ 早く受診しておくことが、そんなに良いの?
早い時期から通っているお子さまは、以下の傾向があります。
● むし歯ゼロで成長できる可能性が高い
最初にむし歯ができるかどうかで、その後の人生が大きく変わります。
むし歯ゼロのまま小学校に入ると、その後も“むし歯の少ない人生”になりやすいです。
「むし歯が0」が、いかに素晴らしく、何事にも代えがたい大きな財産になるか。
歯を失った苦痛は、なった方にしか分かりません。そうならないためにもぜひ早い時期からの通院が良いでしょう。
● 歯科医院を嫌がりにくい
痛い治療を経験しないまま慣れていくため、長期的に見ても歯科への恐怖が少ないです。
● 歯並び・噛み合わせへの悪い習慣を早期改善できる
早期発見は、将来の矯正費用の節約にもつながります。
● 結果的に治療費が少なくて済む
予防中心のため、費用も時間も最小限で済みます。
太田貴司が最も大切にしているのが「歯」と「時間」です。
それぞれ失うと戻ってきません。いくら大金があっても取り戻せないのです。
「歯」と「時間」に余計なお金と時間をかけてほしくないのが僕の想いです。
■ まとめ
小児歯科の受診タイミングは「歯が生えたらすぐ」が最も効果的です。
早めの受診は、むし歯予防・歯医者への慣れ・生活習慣のサポートなど、多くのメリットがあります。
小さな頃から歯の健康を守ることは、将来の大きな財産になります。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2026年3月1日











