滋賀県守山市古高町にある「おおた歯科こども歯科」院長の太田貴司です。
予防・歯周病治療・「痛くなる前」の治療に力を入れています。
先月のブログと同様、僕自身に対して「甘いものを減らす」戒めとしても、このブログを書きます。
今回は、働かれている方に向けての内容です。

ですが、他の方にも通じる内容ですので、お読みいただければ幸いです。
■突然ですが、こんな経験ありませんか?
- ランチの後、会議中に意識が飛びそうになる
- 午後になると、どうしても集中力が落ちる
- コーヒーを飲んでも、眠気が消えてくれない
- 「自分は午後が弱い体質なのかな…」と諦めている
実はこれ、性格でも体質でもなく、
お口のメンテナンスで改善できる可能性が高いと言ったら驚かれますか?
1. 午後の「猛烈な眠気」の正体
—キーワードは血糖値スパイク
ビジネスパーソンの多くが悩まされている午後の眠気。
原因の多くは、昨日の子ども向けブログにも書いた 血糖値スパイク(急上昇と急降下) です。
例えば——
手軽に食べられる
- 甘いものが含まれたバー状のお菓子
- うどん
- 白ごはん中心の丼もの
- 菓子パン
こうしたランチは、血糖値を一気に上げます。
そしてインスリンが大量に分泌された後、急降下。
この 急降下の瞬間 に脳へのエネルギー供給が途切れ、
- 眠気
- ぼんやり
- 思考停止
- ミスが増える
といった症状が現れます。
ではなぜ、それが「歯医者」と関係あるのか?
それは——
歯周病があると、血糖値が乱れやすくなるからです。
お口の中の炎症(歯周病菌)が血管を通じて全身へ広がり、インスリンの働きを邪魔してしまいます。
つまり、
歯周病がある → インスリンが効きにくい → 血糖値が乱れやすい → 午後の眠気が起きやすい
という流れが起こっています。
2. 「歯の治療」を「仕事の生産性向上」に書き換える
多くの方にとって、歯医者のイメージは
「時間を奪われる場所」
「仕方なく行く場所」
「痛くなったら行く場所」
だと思います。
しかし太田貴司は、このイメージを変えたいのです。
「歯科医院は健康を維持する場所」というイメージです
理由は3つあります。
■① 炎症(歯周病)を抑えると血糖値が安定する
歯周病の治療で炎症が落ち着くと、インスリン本来の働きが戻り、血糖値が乱れにくくなります。
午後の眠気が減るだけで
生産性は大幅に向上します。
■② 正しい咬み合わせは脳のパフォーマンスを上げる
よく咬むことで脳への血流が増え、
判断力・集中力・思考力が向上すると言われています。
噛み合わせがズレていると、噛む筋肉の緊張が肩こりや頭痛にもつながりパフォーマンスを落とすこともあります。
■③ PMTCは「脳のクリーニング」
PMTC(プロによる歯のクリーニング)は、
お口だけではなく、
- 気分のリセット
- 頭の切り替え
- ストレスの解消
にも効果があります。
3. なぜ「おおた歯科こども歯科」は健康や仕事を語るのか?
「歯医者が生産性や血糖値の話をするなんて…」
そう感じる方もおられるかもしれません。
しかし、太田貴司が見つめているのは
“10年後の滋賀の働く世代の健康” です。
僕もあっという間に47歳。
キャリアの後半に差し掛かり、次の世代へ何を残すかを考えることが増えました。
「痛くなったから行く場所」ではなく、人生の質を上げる習慣としての歯科医院をこの地域に根付かせたいのです。
もう「ただ削って詰める歯医者」ではない自覚が出てきました。
4. 今日から始められる
『一流の脳内リセット習慣』
■① 血糖値マネジメントを意識したランチへ
- 野菜やたんぱく質を先に食べる(ベジファースト、プロテインファーストと呼ばれています)
- うどん単品を避ける
- 甘い飲み物を減らす(太田貴司もここが最重要課題です)
これだけで午後の集中力が変わります。
■② 24時間以内に行動を変える
良い習慣は「明日から」ではなく 今日 から。
- 歯磨きを丁寧にする
- 間食を減らす
- 砂糖入りコーヒーをやめてみる(微糖でも、砂糖はたっぷり入っています)
どれも仕事のパフォーマンスと直結します。
■③ 3ヶ月に一度のプロフェッショナル・メンテナンス
これはビジネスパーソンにとって最強の自己投資です。
お口の炎症が減り、血糖値が安定し、午後のパフォーマンスが上がる。
「歯医者に行くの面倒くさい」やコストよりも、はるかに大きな“利益”をもたらす習慣です。
5. 滋賀の未来を、お口から守るために
岐阜県で生まれ、岐阜県で育った太田貴司が滋賀県と滋賀県に住む方と、ご縁を持つことができました。
岐阜県に戻ることはないので、ご縁がある滋賀県の方のお口の中を守りたい。
1. 歯を削りたくない
2. 歯を抜きたくない
3. 神経を取りたくない
と思って診療してきましたが、それ以上に皆様の健康のことも考えるようになってきました。
歯科医師が、と恐縮ですが、僕ができることはできる限りやっていきたいと考えています。
目に見えるむし歯と同じく、血糖値や血液検査などの「目に見えないもの」にも、敏感に目を通して(関心を持って)いただければと思います。
2026年5月15日











