滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。 この度、本の出版をしました。 現在の私の想いがぎっしり詰まっています。 【内容】 2部構成です。 「歯」のことと、「私太田貴司」のことです。 ・第1章 「歯」について シンプルに、歯の2大疾患である「むし歯」と「歯周病」に焦点を当てています。 人間はお口の中以外から食事を摂ることはできません。歯は28本あり、どの歯も大切です。 指の先程の大きさしかない歯がトラブルを起こすと、とても痛くなります。日常生活もままならないほどです。 ですが、命には関わらない。基本的に保険も効くので、1回の治療で数万円かかるわけではない。 「命に関わらない」「保険が効く」。そこに落とし穴があるのでは?と考えております。 どうしても皆さま、歯を軽視しがちです。 そのような内容から始まり、実際に歯を守るためにエッセンスを書きました。 専門的な内容になるので、難しい部分もあるかもしれません。 少しずつ読み進めて頂ければ良いかと思います。 何か1つでも実践され、歯の健康に関わることができれば幸いです。 ・第2章 「太田貴司」について なぜ開業したのか? 何にフォーカスを当てているのか? 1日の生活リズム …続きを読む
2023年5月10日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 今回は、むし歯ができるまでお口の中でどのようなことが起こっているのかについてお話します。むし歯は、ある日突然痛くなるわけではありません。毎日の汚れの積み重ねが、徐々にむし歯を生じさせるのです。 むし歯の3つの原因 むし歯には大きく分けて3つの原因があります。それは「むし歯原因菌」、「砂糖」、「歯の質」です。この3つが重なり時間が経過すると、むし歯ができてしまいます。 ・むし歯原因菌 お口の中には様々な細菌がいますが、その中でもむし歯の原因菌として挙げられる代表的な細菌がミュータンス菌です。ミュータンス菌が産生する酸は、歯の表面のエナメル質の成分であるカルシウムやリンを溶かして脱灰させる性質をもちます。 ・食べ物や飲み物に含まれる砂糖 食べ物や飲み物に含まれる砂糖の中でも、特にショ糖はミュータンス菌が酸を酸性するときに餌にします。 ・歯の質 エナメル質や象牙質のむし歯へのなりやすさには個人差があります。例えば、子どもの乳歯はエナメル質がまだ柔らかいため、むし歯になると一気に進行してしまうような性質があります。 むし歯ができる仕組み ミュータンス菌は食べ物や飲み物に含まれる砂糖を分解してプラークを作り出し、その中に棲み …続きを読む
2023年5月1日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療に力を入れています。 「いろいろやってみたけど、良くならなかったので来ました」 と金属アレルギーをお持ちの方がおおた歯科こども歯科にいらっしゃいます。 現在お口の中に入っている銀歯が金属アレルギーの原因ではないか?ということです。 まずはネックレス・指輪・ピアスが原因ではないか?ということで除去を試みるようです。 しかし良くならない。 できれば銀歯は外したくない。 そりゃあそうですよね。ネックレス・指輪・ピアスと違って、そう簡単に外せるものではないからです。 時間も労力も治療費もかかります。 しかし他の原因は当たったし、最後の手段として歯科にご来院されます。 銀歯が金属アレルギーの原因であれば、除去すれば金属アレルギーは落ち着く方向に向かっていきます。 しかし、それは時間の経過との戦いです。 数ヶ月から数年かかることが前提です。 金属アレルギー成分がお身体に残り続けると、完全に治らないケースもあります。 ですので、100%を望める治療ではありません。 ですので、むやみやたらに銀歯を外していくのは好ましくありません。 前提として「パッチテスト」をしてもらい、金属アレルギーの検査をして頂きます。 パッチテストは …続きを読む
2023年4月15日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療や、矯正治療に力を入れています。 今回は、定期検診(歯周病管理、重症化の予防)の大切さについてお話します。 忙しくて定期的に通うのは大変なので、痛くなってから、違和感が気になってから行っても間に合えばいいのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれません。なぜ歯科において定期検診(歯周病管理、重症化の予防)が大切なのでしょうか? 国民皆歯科健診制度の導入とその背景 令和7年を目処に、国民皆歯科健診制度が導入されるのをご存知でしょうか?これは、全ての国民に対して毎年の歯科検診を義務づけるというものです。具体的には、勤務先で行われる健康診断の中に歯科検診も組み込む形が検討されています。 現行の制度では、1歳半と3歳での検診のほか、小学校から高校までの学校歯科検診、各自治体による歯科検診などがありますが、年齢を重ねるほど検診の受診率が低くなっています。これは、残念ながら国民全体で歯科に対する予防の意識が高くないことにより生じていることです。 検診に行っていないからといって、全員がお口の健康が保てているわけではありません。歯周病に罹患している人は、自覚症状がない人も含めると400万人にものぼるといわれています。歯周病はいつの間にか進 …続きを読む
2023年4月1日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 私がホームページやブログで歯周内科治療について書くことがあります。 聞いたことがある方はほぼおられないと思いますし、実際に歯周内科治療を受けられた方はごくごくわずかです。 非常にマイナーな治療だと私も思っています。 それでもご紹介する理由は、今まで治らなかった歯周病・なかなか改善しなかった歯周病に効果があると感じたからです。 そして、ただ効果があるだけではなくかなり短期間で改善し、さらに再発が少ない治療だと感じたからです。 再発が少ないのが一番のメリットでしょう。 従来の歯周病の治療と言うと、歯ブラシを頑張る・歯石の除去に頻繫に通う・場合によっては麻酔をして歯ぐきを切り治療をします。 ですが重度の歯周病になるといくら治療しても全く改善しない・痛い思いをさせて結局は抜歯になってしまう。。。。。 お互いもどかしい気持ちになってしまっていました。 私と歯周内科治療との出会いは開業前の2014年でした。 まずは位相差顕微鏡に出会いました。 位相差顕微鏡は歯周病菌を目で見ることができる顕微鏡です。 歯周病菌を目で見ることができれば、歯科医院側も歯周病に感染してると判明することができますし、患者様側も「私は歯周病なんだ。」だから今は痛くな …続きを読む
2023年3月15日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 私太田貴司も「軽度の睡眠時無呼吸」の診断を受けています。 睡眠時無呼吸は、就寝中に息が浅くなったり、止まってしまう「病気」です。 睡眠の質が悪くなるので、毎日徹夜をしているようなものです。 睡眠時無呼吸自体も良くないのですが、もっと良くないのがそれに付随した病気の発症率です。 睡眠時無呼吸があると、健常者に比べて 脳卒中の発症率:3.5倍 心不全の発症率:4.3倍 高血圧の発症率:2.1倍 交通事故の発生率:2.4倍 2型糖尿病の発症率:2.2倍 虚血性心疾患の発症率:2.5倍 というデータがあります。 私は電車に乗るとすぐに寝てしまいます。 車の運転もできるだけ控えています。 睡眠時無呼吸は、内科で診断を受け、診断書があれば、歯科的に保険でアプローチすることができます。 CPAPが合わない・返って寝られなくなってしまったなどの症状があれば、睡眠時無呼吸用のマウスピースを試されてはいかがでしょうか? 現状、治療の順番は ①まずCPAPを使用。それが合わなければ ②睡眠時無呼吸用のマウスピース が多いです。 睡眠時無呼吸の原因は、舌が喉に落ち込むことで気道が狭くなるからです。 気道が狭く …続きを読む
2023年3月8日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療や、矯正治療に力を入れています。 今回お話しするフッ素は、歯磨き粉などに含まれていることが多いため、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。では、フッ素にはどのようなむし歯予防効果があるのでしょうか? 主な効果3つをご紹介します。 耐酸性および結晶性の向上 歯の表面のエナメル質は、ハイドロキシアパタイトという結晶により構成されていますが、酸には弱い性質をもちます。酸によりエナメル質が溶かされることで、むし歯になるのです。 フッ素が歯に作用することにより、フルオロアパタイトという安定した結晶構造に変換します。そのため、歯質が強化され、むし歯になりにくい歯になります。 特に、お子さまの乳歯はエナメル質が柔らかいため、フッ素で歯質を強化することはむし歯予防の観点で非常に効果が期待できます。 抗菌および抗酵素作用 フッ素は高い抗菌作用をもつため、お口の中の細菌が繁殖するのを防いでくれます。また、むし歯の原因となる酸は、むし歯原因菌が産出する酵素によりつくられますが、フッ素はその過程をブロックしてくれるのです。 このように、多方面からむし歯原因菌の活動を抑制することができます。 再石灰化の促進 歯の再石灰化とは、唾液に含まれるリン酸イオンやカルシウムイオンがエナメル質表 …続きを読む
2023年3月1日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 むし歯予防に一番効果的なものは? 思い浮かぶのは、 ・歯ブラシの種類 ・電動歯ブラシを買う ・歯磨きのテクニック ・歯間ブラシを使う ・フロスを使う などではないでしょうか? 近年、より脚光を浴びてきているのが「フッ素」です。 フッ素によるむし歯予防は、ずっと昔から言われてきたのですが、見直されてきていると感じております。 フッ素による洗口(ブクブクうがい)についてお伝えします。 フッ素が入った溶液を1分間ブクブクうがいしていただきます。 特に生えたばかりの永久歯・歯の質が軟らかい乳歯に有効です。 第二大臼歯がはえてくる12~14歳まで行って頂くとよろしいです。 成人においても、歯と歯の間にできるむし歯・根本にできるむし歯の予防に効果があります。 フッ素洗口後は、30分飲食とうがいを控えて頂きます。 おおた歯科こども歯科では、就寝前・夕食後の歯磨き後にフッ素洗口をしてもらい、そのまま寝ていただきます。 ポイントは「フッ素洗口をした後は、水でのブクブクうがいをしない」ことです。 フッ素洗口をしたらそれでおしまいです。何も飲食もせず、水でのブクブクうがいもしない、ということです。 報告によ …続きを読む
2023年2月17日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療や、矯正治療に力を入れています。 今回は、小児のうちから始める矯正のメリットについてご紹介します。 小児矯正治療はどんなタイミングで、治療を始めたらいいのか? なぜ小児のうちに矯正が必要なのか?そう思う方も多いかと思います。 子どものうちに矯正をするって言っても、まだ生えてきていないから意味がないのではないか? とか、大人になってからでもいいのでは?と思う方も多いでしょう。 子どもの歯科矯正の目的は「永久歯になったときに、正しいかみ合わせや歯並びとなっていること」です。 むしろ、生え替わりの時期にしかできない治療もあるのです! たとえば、抜歯をせずに矯正できるのは、幼少期だけです。 大人になって大切な歯を守るために、歯並びが気になるお子様を持つ親御さんは、子どものうちから矯正を始めるようお勧めいたします。 大人になってから矯正を始めると、時間もお金もかかるケースが多いです。 小さかった子どもが、少しずつ大人に変化していく目安に歯の生え変わりがあります。 赤ちゃんの頃は、ほんの小さい白い歯が生えているだけでかわいいのですが、永久歯が顔をのぞかせるようになると、歯の並び方が顔の印象を大きく左右するようになります。 見た目だけではなく、集中 …続きを読む
2023年2月3日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 2023年になり、はや1週間が過ぎました。時間の経過は本当に早いものです。 私太田貴司も40歳を数年前に過ぎ、人生の半分を迎えております。 元気で自由に身体が動く年齢を考えると、さらに人生の短さを感じます。 さらには急な事故・予期せぬ天変地異で平均寿命まで絶対に生きていられる保証もありません。 毎日悔いのないように生きて生きたいです。 さて、年始とのことで再度、おおた歯科こども歯科の存在意義を考えてみました。 それは「むし歯・歯周病を減らし、ご自身の歯でお食事ができるためのお手伝いをする」です。 すごくシンプルなのですが、ここは変わっていない存在意義だと思っています。 あなたは、1日24時間のうちで、どれだけご自身の歯を考えたことがありますか? 歯を磨く10分前後ではないでしょうか? テレビを見ながらの歯磨きといった「ながら歯磨き」でしたら、0分かもしれません。 私太田貴司も、歯を磨いている時間以外は、自分の歯のことを考えておりません。 歯のために生きているわけではないからですよね。私もそうです。 しかし、何か歯にトラブルがあると、そのことばかり考えざるを得ません。 歯が …続きを読む
2023年1月8日