守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
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おおた歯科こども歯科

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TEL:077-596-5630

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妊婦さんへ(マタニティ歯科)

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。

予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。

 

今回は、妊婦さんを対象にした記事を書きます。

ご出産おめでとうございます。

新たなお子様がお産まれになるのが楽しみですね。

 

さて、妊娠された方に対する治療を

・いましないといけないのか?

・いましても大丈夫なのか?

・出産後でもいいのか?

・お薬、レントゲン、麻酔は大丈夫なのか?

が不安点として挙げられると思います。

 

歯の病気の2大疾患である、むし歯と歯周病のそれぞれの観点からお伝えいたします。

【むし歯】

①そのむし歯はどれくらいの大きさか?

 むし歯の分類で、CO、C1、C2、C3、C4というものがあります。

 数字が大きくなるにつれて大きな虫歯という分類です。(COですが、数字のゼロではなく、英語のオーです)

 CO、C1であれば問題ありません。

 出産後の治療でOKですし、CO・C1であれば削らずに経過観察になります。

 C2・C3であれば妊娠中の治療をお勧めします。

 放置すると痛みが出てくる可能性があります。特にC3です。

 麻酔やレントゲンは、安定期であればほぼ問題ないとされています(それぞれの歯科医師の見解にもよりますが)。

 放置するとより大きな治療が必要になってしまいます。ぜひ治療を受けましょう。

 C4は、抜歯になるほどのむし歯ですので、逆に出産後でもよろしいでしょう。

②治療途中であるか?

 ぜひ治療を完結しましょう。

 妊娠後期から出産をされ、歯科医院への治療再開は最低でも数ヶ月は空いてしまいます。

 治療途中での放置は悪化しやすいです。

 ぜひ完結するか、キリのいいところまで進めてもらいましょう。

 

【歯周病】

重症度によります。

初期であれば問題ありません。

しかし中等度・重度であれば、むし歯の治療より優先度は高いと考えます。

妊娠期はホルモンの影響で、歯周病が悪化しやすいです。

「むし歯」と「歯周病」を比べると、患者様は「むし歯の治療」を優先される方が多いです。

しかし、歯科医院側からすると「歯周病の治療」を優先したいのです。

それは、歯周病が「歯を失う原因NO1」であり、知らないうちに悪化してしまうからです。

 

ぜひ歯科医院とご相談のうえ、決めていきましょう。

おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo

2023年10月19日

 

 

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