滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 本日は「 手話」についてお伝えします。 この度、私太田貴司が 手話をできるように特訓しました。 日常の会話にはほど遠いですし、 ちょっとの挨拶ができる程度です。 また歯科の説明もほんの触りしかできないくらいの程度です。 それでも、 聴覚障害の方のコミュニケーションのお力になれればと思い、練習をしました。 覚えた 手話を列挙すると ・「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」 ・「今日は、(右上・右下・左上・左下)のむし歯の治療をします」 ・「麻酔をします」 ・「もし痛かったら教えてください」 ・「麻酔が切れたあと、痛くなるかもしれません」 ・今日は形を整えて、型を取ります。 ・これから型を取ります。型のお薬が4分ほどお口の中に入ります。 かるく咬んでください 外します、力がかかります。 ・かみ合わせの下の型も取ります。 ・仮のふたをします。 ガムのようはくっつくものは外れやすいです。気をつけてください ・次回完成です。 ・かみ合わせに違和感はありませんか? ・今から付けていきます。咬んだままお待ちください。5分間です。 ・「次回は、(右上・右下・左上・左下)のむ …続きを読む
2024年6月20日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 糖尿病を持つ方への歯周病治療に限定してお伝えいたします。 【大前提】 糖尿病になってしまった方に対して、「歯周病治療は、HbA1cの改善に効果がある」 という事実があることです。 さらに、信ぴょう性も「高い」と発表されており、現在はそれを基に治療をしております。 2型糖尿病になってしまった方に歯周病の治療をすると、インスリン抵抗性が低下し、歯周病の状態とインスリン感受性が改善した、という結果が出ています。 【糖尿病を持つ患者さんに対する歯周病治療で、抗生剤(抗菌剤)の効果は有効であるかどうか?】 一時は効果があるかもしれません。 あくまでも 飲み薬 なので、 その時だけの効果だと考えています。 やはり一番重要なのは、 日常の歯磨き・ 歯科医院での スケーリング、 ルートプレーニングといった歯周病の基本的な治療です。 【糖尿病を持つ患者さんに対する歯周病の治療で、事前に抗生剤( 抗菌剤)を飲んでもらうことは必須であるか?】 血糖のコントロールが特に良くない方には、事前の抗生剤( 抗菌剤)を飲んでもらうことが 推奨されます。 糖尿病があると、感染しやすかったり、治療後の …続きを読む
2024年6月19日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 糖尿病をもつ患者さんへの歯科治療についてお話をします。 治療の時間・内容によって、安全で全く問題ないケースと避けた方が良いケースがあります。 【シックデイについて】 糖尿病患者さんが、 発熱・ 下痢・ 腹痛・ 嘔吐、食欲不振で 食事を摂ることができないできない日のことを「シックデイ( 体調が悪い日)」と呼びます。 糖尿病の方は、ウイルスなどに対する抵抗力が落ちているので、様々な感染症にかかりやすいと言われています。 シックデイの日は、基本的に歯の治療は行わない方が無難かと考えます。 この日に治療をすると、 血糖のコントロールが 日頃から 良好な方でも、治療によって高血糖になったり、 重篤な低血糖になる可能性があるからです。 さらに、1型糖尿病なのでインスリンの使用が必須の方では、 さらに高血糖になりやすいので 注意が必要です。 食事を摂ることができないので、低血糖にもなる可能性もあります。 シックデイの状態によっては、 食事療法のみや、内服患者さんでも インスリンの注射が必要となることがあります。 専門的なコントロールは主治医の先生に委ねることになりますが、内科さんの 受診 …続きを読む
2024年6月12日