滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 今回は、おおた歯科こども歯科に見学に来てくださる方についてお話をしていきます。 昨年、ある勉強会のご縁がきっかけで 、今年はおおた歯科こども歯科に 見学に来てくださる医院さんがとても増えました。 8月から10月にかけて、7医院さんの 見学が入っております。 いずれも 県外からばかりで順を追って、 兵庫県・兵庫県・ 奈良県・ 新潟県・ 東京都・ 熊本県・大阪府です。 新潟県と東京府と 熊本県からのスタッフさんたちは 前泊をしてくださってでもおおた歯科こども歯科に来てくださいます。 現時点でまだ全ての医院さんが来てくださってるわけではありません。 今のところ来てくださっている医院さんからは、「おおた歯科こども歯科は 患者さんと スタッフを大切にしている」「歯を削ったりしている処置が少ない」「歯を抜いていることも少ない」 「 優しい雰囲気」とご感想をいただいています。 太田貴司が 目指すところでもありますので、 そこに目をつけてくださったことがとても嬉しいです。 そして、おおた歯科こども歯科の特徴でもある「歯周内科」も学ばれ、導入されている歯科医院さんもあります。 「歯周内科」とは、重度の歯周病に …続きを読む
2024年8月24日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 【糖尿病のまとめ】 「歯周病と糖尿病」についてお話をしてきました。 今回が第11回目で、最終回です。 歯周病と糖尿病、 一見 全く関係のない 病気 です。 しかしそれぞれ 相互関係があることが 分かっています。 これは一個人でお伝えしているわけではなく、 国が認めていることです。 つまり、 歯周病の人は糖尿病になりやすく、 糖尿病の人は歯周病になりやすいということです。 歯周病 も 糖尿病も、生活の質を大きく落とします。 歯周病であれば、 口臭があり、歯ぐきが 腫れ、歯が グラグラして抜けてしまいます。 人間の一番の楽しみである「美味しいものを食べる」 が失われてしまいます。 ブリッジ?入れ歯? インプラント? 歯が抜けた後の治療もありますが、元々の歯に勝るものはありません。 糖尿病が怖いのは 合併症です。 「しめじ」と「えのき」があります。 し:神経の症状 手足がしびれやすなり、 こむら返りを 起こしたりする め:眼の症状 網膜症からの失明につながります じ: 腎臓の症状 腎臓の病気から、 透析になりえます   …続きを読む
2024年7月24日
滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。 糖尿病の方の歯科治療における内服剤についてお話をします。 歯科医院で用いられるお薬は2種類です。 鎮痛剤と抗生物質です。 糖尿病の方 の抜歯をすると、重い感染症を引き起こす恐れがあり 要注意です。 特に 神経障害である 糖尿病の方と、重度の腎臓疾患を持つ 糖尿病の方は、炎症 が重くなりやすいと言われています。 糖尿病は不思議なことに、血糖値が400mg/dL を超えるような高血糖の状態でも 、 ほとんど 自覚症状がないことがあります。 反対に、 血糖のコントロールが されている方。 血糖値が正常の範囲内で、HbA1cが5~6%台であっても、歯科の疾患で急激に 血糖のコントロールが悪くなることがあります。 ですから、十分な血糖のコントロールと食事の摂取をしてから歯科治療を受けていただくのが望ましいです。 朝食や 昼食を摂られていない状態、 体調が悪い状態での歯科治療を受けていただくのは避けた方がいいかもしれません。 本題に入ります。 歯科医院で用いられる 鎮痛剤と抗生剤は、血糖値のコントロールが安定している場合には、 通常の内服で問題あ …続きを読む
2024年7月17日