滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
先月、かかりつけ歯科医院で歯石の除去をしてもらいました。
歯石を除去してもらうことで、歯周病の予防になります。
歯周病が進行すると、歯が抜けてしまいます。
それは避けたいところですよね。
多くの患者様が当てはまるのですが、
「むし歯があります」とお伝えするとショックを受けられますが
「歯周病になっています」とお伝えしても、あまりピンとこられず「ふ～ん」といった感じでリアクションをされます。
むし歯と歯周病を比べると怖い病気は、明らかに歯周病の方です。
ですが、そもそもどのような病気かご存知ないのでピンとこないのかもしれません。
それを知ってもらうのが歯科医院の役割ですね。
さて、今回の歯科検診では歯石を除去してもらいうがいをしたら、血が出ました。
全く健康な歯ぐきであれば、歯石を除去してもらっても出血はしません。
なぜ出血するのでしょうか？
それは歯ぐきに炎症があるからです。
広い意味で「歯周病」になっているのです。
私太田貴司の原因は歯石もありましたが、「歯ブラシが歯ぐきにきちんと当たっていない」からです。
今はまだ軽度ですが、炎症も放置・歯石も放置していると、どんどん悪化して歯を失うことになります。
当院で、歯石を除去して歯ぐきから出血があると「私の歯ぐきを傷つけたのではないですか？」
と質問を受けることが１度だけありました。
いえいえ、そんなことはありません。
普段の歯ブラシが疎かになっていた、または歯石が溜まっていた
が原因として考えられます。
「痛み」も同じです。
「歯石の除去が痛い歯科衛生士は下手くそ」なのではありません。
炎症が強いのか、よほど深い位置に歯石が付着しているか
が原因として考えられます。
対策としては、細かい歯磨き・歯ぐきに届かせる歯磨き・こまめな歯石の除去が挙げられます。
歯周病は進行すると、口臭がする・歯がグラグラになって抜歯になってしまいます。
そうなってしまう前に、こまめな歯磨き・歯石の除去をしていきましょう。
他にも細かい治療や対策もあります。
厚生労働省の「生活習慣病予防のための健康情報サイト」から出典をします。
ご覧ください。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-006.html
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
（自己紹介）https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2023年6月15日
