滋賀県守山市古高町にある歯医者、
歯周病治療に力を入れている、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
「コロナむし歯」
以前、何かのテレビか雑誌で拝見しました。
「コロナが心配だから」で歯科医院への通院を「ご自身だけの判断」で中断され、その間にむし歯が発生・悪化してしまうものです。
私は、これの歯周病バージョンもあると考えます。造語ですが、「コロナ歯周病」です。
第2波と、現在進行中の第3波では全くと言って良いほどありませんでしたが、第1波の時は多かったです。
「コロナが心配」での予約キャンセル。
「新型コロナウィルス」という目に見えない全く未知の得体のしれない恐怖と、それを煽るメディア。
私太田貴司は、コロナウイルスよりメディアの方が怖いです。
それは、視聴率を稼ぐために「地球上のありとあらゆる病気の中で、最も怖い病気」のようにコロナウイルスを取り上げ、毎日感染者数・重傷者数・死者数をカウントし、煽るからです。
そこには、「正しい情報を伝える」というより、いかに関心をテレビに向けさせ、視聴率を稼ぎたいという意図を感じずにはいられないからです。
確かにコロナウイルスは怖いです。私も罹りたくありません。
しかし、24時間365日コロナウイルスを怖がらせようとするメディアから離れようともしています。
話を「コロナむし歯」「コロナ歯周病」に戻します。
第一波の時、「コロナが心配」で2~3割の方が中断されました。
それでも緊急事態宣言が解除され、ある程度経つと中断された方の多くが戻ってきてくださいました。ありがとうございます。
しかし、一向に戻っていらっしゃられない方もお見えです。
確かに怖いですよね。
第一波の時に「歯科医院は、最も感染しやすい危ない場所」とメディアが煽ったからです。
(実際、そんなことはないことはもう分かりましたよね?)
戻ってこられない方の中で「この方はいつまでも中断されていてはいけない」というリスクがある方には、こちらからご連絡しています。
それはもう、ありとあらゆる手段です。お電話・メール・お手紙。
それでやっと戻ってきて下さる方もいらっしゃれば、やはり何の音沙汰なしの方もいらっしゃいます。
そして、あるとき電話が鳴ります。
「痛い、今日診て欲しい」「腫れた、今すぐ診て欲しい」と。
おおた歯科こども歯科は、そうならないようにお電話・メール・お手紙でご連絡したのです。
リスクがあるから、ご連絡したのです。
リスクがなければご連絡しません。
おおた歯科こども歯科を、緊急事態のときの飛び込み歯医者として使って頂きたくないのです。
本当に申し訳ないのですが、当日にお断りした方もいらっしゃいます。
それは「コロナの間でリスクがありながらも、ご自身の歯の健康のために、痛くもないのに通って下さる方が優先」だからです。
本当に申し訳ないのですが、お電話・メール・お手紙でご連絡したにも関わらず、何のお返事も頂けない方の緊急事態は、おおた歯科こども歯科にとって優先順位は下がります。
その当日で空いているお時間があれば、全力でお力になります。しかし、全てのお時間でお約束を頂いている日もあります。
そのような日は、お力になれないこともあるのです。
本当に申し訳ないのですが、どうぞご了承ください。
本当に申し訳ございません。
歯科医院は、総合病院のように大きくありません。
歯科医師の人数・スタッフの人数・診療台の数が無限にあるわけではありません。
お断りをして、お叱りを受けたことはありませんが、どうしてもその日にできないこともあります。
今後も中断をご希望の方は、ご自身のご判断に限らず私たち専門家に聞いてほしいです。
「コロナが心配です。今の私のお口の中の状況で、中断してもいいですか?」
「どれくらい期間を開けてもいいですか?」
これだけでも全く違ってきます。
どうぞよろしくお願いします。
(コロナに関する見解・急患に関する見解は、あくまでも私個人の意見です。)
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2021年2月3日