滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
当院に初めて来て下さった方で、当院を選んで下さった理由が「近いから」。
この理由でのご来院は、ずいぶん減りました。
一番多いのが、紹介(ご家族やご友人)です。
本当にありがたいことです。
その次が、ホームページです。
私太田貴司や、おおた歯科こども歯科が力を入れていることをよく読んでくださり、すでに私やおおた歯科こども歯科をしっかり調べ上げてから来て下さる方です。
それでも「近いから」で来て下さる方もいらっしゃいます。
「近いから」来て下さる方は、地域の方です。
おおた歯科こども歯科は町医者であり、地域の方の口腔内を良くするためにも在りたいと考えています。特にご近所の方の「痛い」「前歯が取れた」など緊急性のある場合には、すぐに力になりたいと考えています。
しかし、その後の価値観がどうしても合わないことがあります。
「近いから」でいらっしゃった方の多くは、「この歯だけで良い」という方です。
他に悪いところがあっても、「今は痛くないから治療しなくて良い」という方です。
対して、私太田貴司やおおた歯科こども歯科は、予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
ここに大きなギャップが生まれてしまうのです。
個々の価値観に「正しい・間違っている」はありません。
「間違い」ではなく、単なる「違い」です。正解はありません。
「この歯だけで良い」という方を無下にすることはないのですが、どうしても優先順位として最優先にはなりにくい、と現時点では考えています。
今後、私太田貴司のこの考えが変わる可能性は、大いにあります。
私は一人しかいないですし、スタッフも無限にいるわけではありません。診療台(チェア)も大規模歯科医院ではないので、限りがございます。
診療時間も決めているので、スタッフを休ませたい。それも院長の仕事です。
予約があるため、予約時間に来てくださる方とのお約束を守る義務もあります。
制限がある中で、価値観が多様する全ての方を同時に誰でも「welcome」とは、いかない場合がどうしてもあるのです。
この辺も価値観なので、その歯科医院や院長でも考え方は大いに違います。
「いつでも誰でもwelcome」「診療時間外でもOK」と考える院長は素晴らしいです。
私はまだ未熟でその域には達していません。これから修行をしなければなりませんね。
現時点では、予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れているので、そこに共感してくださる方を最優先に、「近いから来ただけ」の方は待って頂いたり、別日になってしまうことも多々あります。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2020年5月6日