滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
歯科治療にかかる医療費ってそこそこしますよね?
1回の窓口負担は、1500~3500円くらいでしょうか?
それが何回も続くと、結構な額になるかもしれません。
むし歯・歯周病があっても、痛い極限まで我慢して治療を受ける方、そして痛くなくなったら中断し、その繰り返しをされる方
と
むし歯・歯周病を初期から治療し、その後もメインテナンスに小まめに通う方
では、治療費に大きな開きがあります。
単発で通う方より、メインテナンスで継続的に通われる方の方が安くなります。
保険での治療ですと、全国同じですので、どの歯科医院に行かれても基本的には同じです。
例えば、奥歯がむし歯になってしまった場合。
C2という神経まで達していないむし歯の治療費は、コンポジットレジンによる修復で約1500円。
そして、最大のメリットが1回で済むこと。
治療費より高いものがあります。
それは時間です。
通院にかかる時間、準備にかかる時間はもっと価値があります。
対して、むし歯が神経に達してズキズキ痛い。これは神経を取らなければいけません。
「痛い」と駆け込み、麻酔をしてもらい神経を取ってもらう。
これで終わりではありません。
根の治療をしてもらい、型を取って被せる。
1本治療するのに、5~6回かかります。そして治療費も5倍以上かかります。
さらにそれにかかる時間。これは相当大きいです。
通院を中断してしまうと、あとでもっと大きなツケが回ってきます。
それは抜歯です。
抜歯にも治療費がかかりますし、抜歯後のことも考えなければいけません。また治療費がかかります。
これはむし歯に限ったことではありません。
歯周病も同じです。
初期のうちに対応しておけば、歯を失わずに済みます。
抜歯になれば、精神的な苦痛とその後の治療(ブリッジ、入れ歯、インプラント)のことも考えなければなりませんし、それだけでも頭を悩ませます。
メインテナンスにも治療費はかかります。
しかし、異常を初期に発見できるため、その後の治療も早く長持ちします。
歯石も除去できるので、歯周病の対策にもなります。
むし歯や歯周病はれっきとした病気です。
「今、痛くないから」とその病気を無視していると、結局はそのツケを払わないといけなくなるかもしれません。
それはお金だったり、もっと大切な時間です。
少し脅しの言い方になってしまったかもしれませんが、お題の「治療費を安くしたい」のでしたら、初期治療・メインテナンスの方が安く済みます。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2020年3月4日