滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
今回は私太田貴司のプライベートのお話をします。
「一番安い自転車はこちらです」
以前、自転車を買いにお店に行ったとき、言われた最初の一言です。
お店に入るやいなや、いきなりです。
一番安い自転車を買いに行ったわけではないのですが。。。。。
色々説明を聞いて、機能も知りたくて、その上で自分で決めたくてお店にお邪魔したのです。
自転車は頂きましたが、モヤモヤして帰ってきたことを覚えています。
これは歯科医院にも当てはまります。
おおた歯科こども歯科でも型を取り、詰め物・被せ物を入れるときにいくつかからお選び頂いております。
そもそも銀歯しかご存知ない方や、セラミックなどご存知でも何がどう違うのか説明する義務があると思っております。
歯科医院には、説明する義務があります。
患者様は、選ぶ権利があります。
ですので、「これとこれがあります」→「ではこれを選びます」が自然の流れだと思っており、おおた歯科こども歯科はそうしています。
「〇〇がおすすめです」とは言わないですし、スタッフにもそう教育しております。
なぜなら何を第一優先にされるかは人によって違うからです。
価値観が違うのに、「〇〇が絶対におすすめです」と言われても響きません。
お一人お一人の価値観に合わせたカウンセリングをしております。
「何がオススメですか?」と言われたときに初めて「何を優先されますか?」と聞き、そのお答えに合わせて「〇〇がオススメです」とお伝えしております。
「何を」というのは、「見た目・丈夫さ・虫歯になりにくさ・保険が効くかどうか」です。
冒頭の自転車の話に戻りますが、結局一番安い自転車を頂きました。
特に説明してくれなさそうでしたし、「まあいいか」となってしまったのです。
本当は色々聞きたかったです。
歯科は、場合によっては長持ちしない歯もあります。
その場合は「状態があまり良くないので、この歯は保険でもいいのではないでしょうか?保険でもしっかり治療します」とお伝えしております。
価値観と適材適所ですね。
お選びいただいた治療法・材料で、一生懸命治療するだけです。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2022年10月1日