滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
題名の意味ですが、「3歳までにむし歯になったお子様は、それ以降もずっとむし歯になりやすい」のでまずは3歳までは絶対にむし歯にしないつもりでいきましょう!ということです。
「それ以降」っていつまで?
それ以降というのは、ずっとです。小学生になっても、中学生になっても、成人しても、中年になってもです。
「三つ子の魂百まで」ではありませんが、それだけむし歯菌が住み着き、むし歯になりやすい環境が出来上がってしまうのです。
ですので、ぜひ生まれてからのむし歯対策をしていきましょう。
【実際のむし歯対策】
①フッ素の使用
これは一番に挙げます。
フッ素洗口剤・フッ素入り歯磨剤の両方を使いましょう。
フッ素入り歯磨剤で歯磨き・夜寝る前にフッ素でブクブクうがいを習慣化しましょう。
私太田貴司が患者様に説明するとき、「旅行に行くときもフッ素洗口剤を持っていってほしいです。」とお伝えしています。
それだけフッ素洗口剤の効果は高いと感じています。
②間食の回数は、2回まで
ここもぜひお守り頂きたいです。
ダラダラ食いは、歯が溶けている時間が長くなります。
食べるなら食べる・食べないなら食べない のメリハリをつけましょう。
③飲み物は「お水」か「お茶」へ
酸性のものをずっと飲んでいると一気にむし歯になります。
固形の砂糖だけでなく、飲み物にも注意しましょう。
砂糖はニコチンと同じで中毒性があります。
習慣化すると、なかなか止められません。
その前に、ぜひお水・お茶にしましょう。
④むし歯になりやすい部分は多めに磨きましょう。
上の前歯の歯と歯の間・奥歯のかみ合わせの部分・奥歯の歯と歯の間
ここはむし歯になりやすい部分です。
ここの時間をかけ磨きましょう。
⑤歯科医院の受診で継続的に診てもらいましょう
歯科医院でむし歯のチェック・高濃度のフッ素塗布を。
もしむし歯が見付かったら早めの治療・ご家庭では使用できないフッ素の塗布
が可能です。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2022年11月1日