滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
しばらく前の記事ですが、President(プレジデント)という雑誌に面白い記事がありましたので私の見解も加えつつご紹介いたします。
2020.5/15号からのご紹介です。
ここには「大量アンケートで発覚!悪徳ヤブ歯医者VS最良の神ワザ歯医者は、ここが違う!」という題名の記事があります。
題名は過激にしないと、読者の目を引かないのであえて煽るような題名にされていますね。このあたりはテレビと同じでしょうか。。。
【口臭・ホワイトニング】実は、若い女性ほど口臭がキツい
◯ホワイトニングジェルを塗布してしっかりと脱色
✖わざわざ歯を削ってセラミックを被せようとする
→口臭の原因の第一位は歯周病、第二位は口内菌の塊「舌苔」だが、「口臭の強い人の6~7割は、歯周病にかかっているので、その治療が先決です」と記事にあります。
さらに「実は、若い女性の口臭が、最もひどいことが分かりました」。それは、女性ホルモンを好む歯周病菌がいるのだが、若い女性は女性ホルモンの分泌が多いので、そうした菌が繁殖するからだという。
とあります。
私太田貴司は、若い女性の口臭が最もひどいかどうかは分かりませんが、その傾向はあると考えます。
特に妊娠をされるとそれが顕著に現れます。それまでお口の中がとてもきれいだったのに、妊娠をされると歯ぐきの状態が変わってしまうのです。
それは前述にある通り、女性ホルモンの影響です。
出産をされるとそれは治まるという本もありますし、治まらないという本もあります。
いずれにしてもしっかりとしたケアは大切ですね。
✖わざわざ歯を削ってセラミックを被せようとする
に関しては、「ラミネートベニア」が紹介されています。
記事には「歯の表面を削って、白色の薄いセラミックを、歯を白く見せる方法」とあります。
しかし、「エナメル質を傷つけ、歯を弱くしてしまい、おすすめはできません」と続きます。
私太田貴司自身は、今までラミネートベニアの治療をしたことはありません。
それは健康な歯を削ったうえ、外れることがあるからです。
見た目だけのために歯を削りたくないからです。
よほどでない限り、ラミネートベニアはされない方がいいのでは?というのが私の考えです。
それでしたら、記事にあるようにホワイトニングの方が良いでしょう。
それぞれメリットデメリットがあるので歯科医師に問い合わせをしましょう。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2021年12月1日