滋賀県守山市にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
先日、土曜日を休診させて頂いて岐阜県の歯科医院に見学に行ってきました。
今回の見学は、いつもの見学と一味違いました。
私と当院の衛生士、京都で開業されている歯科医院の院長とスタッフ、大阪で開業されている歯科医院の院長とスタッフ。
合計7人で見学に行ってきました。(私と2医院の院長は、大学時代の同級生で、ずっと仲良くさせてもらっています。)
院長先生が「何人でも見学来ていいよ」と仰って下さいましたので、甘えました。
私が岐阜県の歯科医院を見学させて頂いたのは、この歯科医院が予防歯科に重きを置いているからです。そこを見たかったのです。
この医院さんは、衛生士が担当制です。
メリットとしては、
・リスクのある場所をずっと追うことができる
・来院者の情報を1から見返さなくても済む
・歯ぐきのちょっとした変化に気付きやすい
です。
おおた歯科こども歯科は、現在担当制ではありません(ご希望された方には、担当制にさせて頂いております。)
システムや予約にちょっとした工夫が必要であり、なかなか踏み出せないでいましたが、見学で「やっぱり担当制の方が良いのかなぁ」と思うようになりました。
実は、担当制の重要性は衛生士からも声が上がっており、おおた歯科こども歯科も担当制にシフトしていきたいなと考えております。
こちらの先生には、「予防の重要性」をアツく語って下さいました。
多くの方は、むし歯の知識・なぜ痛くもないのに歯医者に行かないといけないのか?・今、この歯を放置するとどうなるのか?
をご存知ありません。
対して、我々歯科医院側はほぼ分かっています。
「この歯はあと数年しか持たない」「この食生活では治しても、すぐに虫歯になる」
それをもっと伝える必要が我々にはある、ということです。
と同時に、スタッフ教育も大切です。
こちらの院長は、ミーティングを頻繫にされていました。
大勢を連れていくと、ただのおしゃべりになってしまうので、数人ごとに頻繫にミーティングをして、各スタッフの想いを聞いて、自分の想いを語る必要があるとのことを教わりました。
そして、院長は行動の生き物。
思い立ったら、すぐに行動。我々院長はやることが多いので、迷っている間に忘れ、次のやるべきことが出てきます。
そして、忘れたことも忘れてしまいます。
患者様にとって良いこと、スタッフによって良いこと、はどんどん即行動に移していきたいと思えた見学会でした。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2019年6月5日