滋賀県守山市の歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
「治療を早くしてほしい」
「短い期間で、どんどん進めて欲しい」
という要望を頂きます。
また、初診カウンセリングで「前の医院は、予約が1ヶ月後になってしまうのが嫌だった」「全然予約が取れなかった」と仰る方もいらっしゃいます。
申し訳ない部分もあるのですが、当院も治療の予約が約3週間後になっているのが現状です。
もう少し切り詰めて予約を取れば、1~2週間後になるはずです。
ではなぜ切り詰めないのか?
それは、私やおおた歯科こども歯科の考えに基づいて予約を取らせて頂いているからです。
①できるだけお待たせしたくない。
②ちゃんと治療をしたい。
③ちゃんと説明したい。
この3つの考えを、全て達成したいのです。
そうなると、どうしても次の予約が先になってしまうのが現状です。
①「前の歯科医院では、毎回40分待たされる」
→当院の待ち時間は、10分あるかないかです。
私の理想は、「待ち時間0分」です。
が、どうしてもお待たせしてしまう時があります。
それは、私が逆の立場だったら「ちゃんと予約して、ちゃんと時間通りに来ているのに、なぜ待たないといけないの?」となってしまうからです。
それは初診カウンセリングでもよく聞きます。
当院は待ち時間が少ないため、「次の予約は先になるけど、待ち時間が少なくて、ちゃんと考えてくれている」というお声を頂きます。
そして、送り迎えのあるママさんにも好評です。「おおた歯科こども歯科の予約は、予定が立てやすい。子供の送り迎えに心配がない。」と言われます。
お待たせしてでも治療をサクサク進めるか、お待たせをせずに予約が先になるか。
これに正解はありません。各医院の院長のお考えによるところです。
それでも私は「歯科医院は待たされるところ」というイメージをなくして、気持ち良く来て頂き、気持ち良くお帰り頂きたいと考えています。
でも中には、こんな方もいらっしゃいます。
「待合室に誰も座っていないから来た。」「暇そうな歯科医院で、すぐ見てもらえそうだから来た」という方です。
実は、待ち時間が少ないため、待合室に長時間座っている方がいないからなのです。
②、③は当然かもしれませんね。
バタバタしていると、治療の詰めが甘くなったり、説明のキモが抜けてしまうかもしれません。
しかも、次の方をお待たせしていると、焦ってしまいます。
自分が勉強してきたこと、今勉強していること。
それをちゃんと実践したい。
となると、十分な治療時間も必要であり、ちょこちょこ診療では達成できません。
そんな想いで、ご予約を取らせて頂いております。
ご迷惑をおかけする部分もありますが、ご了承いただければ幸いです。
2018年12月22日