滋賀県守山市の歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
昨日で、今年のおおた歯科こども歯科の診療も無事終えることができました。
今年は、診療台を1台増やし、スタッフも増え、実習生の受け入れをしたりで、チャレンジの年でした。
私の想いに付いてきてくれたスタッフには、感謝です。
歯科医院の院長は、「これやりたい」「あれもやりたい」と新しいものが好きな人がいます。
かく言う私もそうです。
大変なのは、それに振り回されるスタッフですね。
今年は、できるだけ「やりたい」ことを厳選し、実践してきました。
スタッフは、見事についてきてくれました。
本当にありがたいことですし、今のスタッフは最高です。
私は、次の年の目標を前年の10月には立てます。
その方が達成しやすいですし、年が変わって「さぁ今年の目標を立てよう」だとあっという間に2月・3月になってしまうからです。
そうすると、未達成になってしまう項目も出てきてしまいます。
今年の目標は、「スタッフに頑張ってもらう年」でした。
カウンセリングを見直し、システムを見直し、予防を見直し、で私よりもスタッフが頑張ってくれました。
来年は「僕の年」です。
治療の勉強会にどんどん参加して、さらに精度を高めていきたいです。
それと同時に、継続してスタッフにも勉強してもらうつもりです。
歯科に限らないかもしれませんが、全ての基本・土台は、「予防」です。
歯科医院はもう「痛くなったら行くところ」ではありません。
それでは歯を守ることができないからです。
痛くなるまで放置したら、次の一手が大体見えてきます。
神経を取るか、抜歯か。
そこまで至らない場合もありますが、できるだけ早期発見・早期治療・長期経過観察をしていきたいのです。
日本の歯科予防は、まだ確立しているわけではありません。
ヨーロッパに比べて、とても遅れています。
日本は、歯科で言えば「後進国」です。
とてもじゃないですが、「先進国」とは言えません。
それは、「歯科医院は痛くなったら行くところ」という考えが抜けていないですし、銀歯ばかりだからです。
「見分けがつかないアジア人から日本人を見つけるには、お口の中を見ればいい」と言われることがあります。
見た目がギンギンの銀歯を入れているのは、日本人だけだからです。
これを聞いたとき、とても恥ずかしかったです。
「銀歯が100%悪」だとは言いませんが、日本人は銀歯だらけです。
予防でむし歯にしないこと、健診で初期治療をしていれば、銀歯にならなかった可能性があります。
銀歯のこともお伝えしましたが、「銀歯」よりも予防に重点を入れ、来年も診療をしていきます。
2019年も、おおた歯科こども歯科をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年12月29日