滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
新年からご質問です。
最後に歯医者に行ったのはいつですか?
「痛みがないから大丈夫」と思っている方も多いかもしれませんが、実はそれが大きな大きな落とし穴になることもあります。
今回は、歯科医院に定期的に通う重要性や、放置するとどうなるかについてお話しします。
1. 痛みがなくても進行する虫歯や歯周病
むし歯や歯周病は、初期段階では痛みや不快感がほとんどありません。そのため、気づいたときには症状が進行していることが多いのです。
例えば、むし歯が進行すると以下のような問題が起こります
- 冷たいものや甘いものがしみる
- 歯の神経が傷んでしまう
- 歯を抜かなければならない状態になる
歯周病も同様です。
進行すると口臭が強くなります。
歯がグラグラしてきます。
そして、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
痛みが出てからでは治療が大がかりになり、費用や時間もかかります。
しかも完治はありません。
なおさら早期発見・早期治療がカギです!
2. 定期検診で予防することが最善の治療
歯医者は「痛くなったら行く場所」ではありません。
実は、定期検診やクリーニングで虫歯や歯周病を予防することが、最も効率的で経済的です。
定期検診で得られるメリットは以下の通りです:
- 虫歯や歯周病の早期発見ができます
- 歯石やプラークの除去でお口の中を清潔に保ちます
- 口臭の改善になります
- 歯の健康寿命を延ばします
- それが人生の健康寿命を延ばすことにもなります
当院では、患者さまお一人おひとりに合わせた予防プランを提供しています。痛みがないうちに、ぜひ歯科医院に行きましょう。
3. 歯を放置すると全身への影響も・・・???
歯の健康は、全身の健康にも大きく関わっています。
例えば、歯周病は以下のような病気と関連があることが分かっています:
- 糖尿病
- 心疾患(心筋梗塞や心内膜炎)
- 脳卒中、認知症
- 早産や低体重児出産
- 肥満
- 骨粗しょう症
歯のトラブルを放置することで、全身の健康リスクが高まる可能性があります。お口の健康を守ることは、身体全体を守ることにつながるのです。
歯と身体は別々ではないのです。
4. 歯医者が怖い方へ:痛みの少ない治療も可能です
「歯医者は怖い」「痛い治療は嫌だ」と感じる方も少なくありません。
当院では、患者さんの不安を軽減するために以下の取り組みを行っています:
- 痛みを抑えた麻酔
- リラックスできる診療室の環境
- 治療前の丁寧な説明
歯医者が苦手な方でも安心して通っていただけるよう心がけています。
5. 歯の健康は、あなたの未来への投資です
歯を失うと、食べられるものが制限されるだけでなく、発音や見た目にも影響を与えます。
健康な歯を維持することは、日々の生活の質(QOL)を向上させ、将来の医療費を抑えることにもつながります。
1回1回の通院は正直面倒くさいかもしれません。
僕ですらたまに思っちゃいます。
それでも自分の身体のためです!
6. 今すぐ予約を!お口の健康を守りましょう
「まだ大丈夫」と思っている方こそ、今が歯医者に行くタイミングです。
今や、ネット予約がある時代です。
「電話がつながらない」と思って先延ばしにしていると、行く気持ちがなくなってしまいます。
別におおた歯科こども歯科でなくても良いのです。
ご自身のお気に入りを見付けましょう。
そして通い続けていきましょう。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2025年1月5日