滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
今回は歯の話題から外れます。
ただ「早期発見・早期治療」という意味では、おおた歯科こども歯科の「むし歯・歯周病の早期発見・早期治療(長期経過観察)」に通じますのでお伝えをします。
先日、「PET-CT検査」を受けてきました。
PETとは、positron emission tomography (陽電子放出断層撮影)の略です。
がん(悪性腫瘍)の早期発見のために受けてきました。
あくまでも素人の知識ですが、PETとは血管から悪性腫瘍に反応する微量の放射線を流す検査です。
もし悪性腫瘍があれば、悪性腫瘍に放射線が集まるので早期発見につながる、というものです。
このPETにCTを組み合わせるメリットとしては、PETで悪性腫瘍があるかないか、CTで悪性腫瘍がある臓器を見つけることにあります。
PET‐CT検査を受ける経緯としては、同業者に悪性腫瘍が3名見つかったことにあります。
3名とも、同年齢か少し上の歯科医師です。
太田貴司も中年真っ只中にありますし、そろそろ色々なリスクが出てきても全くおかしくありません。
人間ドックは毎年受けております。ただ、より精密に悪性腫瘍の検査をしてもらいたいと思い受けてきました。
流れとしては
①問診(内服中のお薬はないか、大きな病気はないか)
②検査(体重測定、身長の問診、血糖値の測定→前日から絶食です)
③静脈から微量の放射線を流す(点滴と同じ要領です。)
④50分安静にします(放射線が身体に回るようにするためです。この間はリクライニングシートで安静です。読書も良くない、とのことでした)
⑤PET‐CT検査(約20分で終わります。CTやMRIと同じ感覚です。仰向けに寝て、トンネルみたいなところに入って撮影です。この間は動いてはいけないです)
⑥10分ほど休憩して帰ってきました
結果は後日に郵送で送られてくるそうです。
今や、悪性腫瘍になる確率は、3人に1人・2人に1人と言われています。
80歳・90歳で見つかれば、進行も遅いので「経過観察」になると思うのですが(素人の個人の見解)、若いうちに見つかったら早期治療が必要になってきます。
悪性腫瘍も、むし歯・歯周病も早期発見ができれば大ごとにはならずに済みます(悪性腫瘍は別かもしれませんが)。
何ともないことを祈りつつ、検査結果を待ちます。
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
2024年11月1日