滋賀県守山市の歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
先日、岐阜県にある有名歯科医院に見学に行ってきました。
朝礼からの参加でしたので、6:00守山発の電車に乗りました。絶対に遅刻できないので、時間通りに到着できて良かったです。
実はこの歯科医院、私が見学に行かせて頂くのは4回目です。
1~3回目は、開業前でしたので、約5年ぶりです。
1回目は、歯科医師としての見学。
2・3回目は、患者さんとして医療を受ける側としての見学をしました。実際に保険証を提示し、カウンセリングを受け、レントゲン撮影を受け、歯石の除去をしてもらいました。(もちろん、治療費はお支払いしております。スタッフの方は、私が歯科医師ということをご存知でしたので、とても緊張されていました。)
この4回目が、一番学びが多かったように思います。
1~3回目は、雇われの身(院長ではありませんでした)でしたので、経営者目線ではどうしても見ることができませんでした。
「建物すごいなぁ」「スタッフ多いなぁ」「カウンセリング良いなぁ、開業したら取り入れよう」「この機械良いなぁ」という感想でした。
開業時に、そのアイデアを多く取り入れましたが、あくまでも開業前・開業時のアイデアです。
院長目線ではありませんでした。
今回、学ばせて頂いた点としては
・歯科医師は、スタッフがいなければ成り立たない。スタッフのモチベーションが上がるよう、院長自ら行動する。
・その上で、注意すべきときは注意しないといけない。しかも、即時に。
・院長の器以上に歯科医院が強くなることはない。
・院長がブレてはいけない。院長がブレると、医院が迷う。
・なぜ、メインテナンスが必要か説明をする(患者様の中には、“受付から予約を取ってください、と言われたから、メインテナンスに来ている”と言われることがある。)。→そうではありませんよね。むし歯を早期に発見したいから、メインテナンスに来て頂きたい。歯周病の悪化を防ぎたいから、メインテナンスに来て頂きたい。治療した歯の経過を追っていきたいから、メインテナンスに来て頂きたい。ですよね!
・患者様ありきで、歯科医院が成り立っている。患者様が喜んで頂けるような取り組みをする。
当たり前ですが、5年前に比べてとてもパワーアップされていました。
このような学びは、いつもミーティングでスタッフにシェアをしております。
今後も、スタッフ一丸となって診療をしていきます。
2019年2月20日