親も知らない歯
親知らずです。
成人前後に生えてくるので、仕上げをしない親さんが気付かないという由来です。
親知らずは別名智歯(ちし)、第三大臼歯、知恵歯とも言います。
イメージは、
“痛くなる”
“腫れる”
“抜いても痛くなる、腫れる”
“大人になってから腫れる”
“横向きに埋まっている”
くらいでしょうか。
生えてくるのは、18歳くらいからです。
かなり高齢になってから突然生えてくることもあります。
親知らずは、上下左右で合計4本あります。
しかし、4本が4本とも、まっすぐ生えそろうことは少ないです。
埋まったままだったり、手前の歯にぶつかったままで生えなかったり、元々生まれつきないことも珍しくないです。
親知らず→抜かないといけない、と思っていらっしゃる方もいますが、なにも悪さをしなければそのままでも構いません。(ちなみに、私太田貴司は将来悪さをするのが怖かったので、完全に埋まっている親知らずを抜いてもらいました。その時は悪さはしていませんでした。この考え方は少数派だと思います・・・)
親知らずが痛くなる原因は大きく分けて2つあります。
①親知らずそのものにむし歯ができて痛い
②親知らずの周りの歯ぐきが炎症を起こして、痛い・腫れている
厄介なのは、親知らずの手前の歯も道連れにしてしまうケースです。
最悪は、2本失いかねませんので、抜歯をした方が良いかもしれません。
親知らずが一回痛くなったり、腫れたりすると、再発することが多いです。
まだ悪さをしていなければ、しっかりブラッシングをしましょう。
2017年3月22日