善玉菌を取れ入れましょう。
プロバイオティクスと呼ぶのですが、あまり聞きなれない言葉だと思います。
歯科では予防に取り入れられています。
題名にもあるように、善玉菌を取り入れ、悪玉菌が増えるのを抑えるために使われます。
例えば、歯周病。
歯周病は、磨き残し・歯石に歯周病の菌が住み着き、増殖することが始まりです。
それが発症すると、歯ぐきが腫れたり、出血したり、咬むと痛い、歯がグラグラするといった症状が出てきます。
菌が原因なので、治療は菌を抑えることです。
菌を抑えるには、毎日の歯みがきと、歯科医院での定期的なクリーニングが重要です。
毎日の歯みがきや、歯科医院でのクリーニングによって、悪玉菌は追い出されたとします。
まずないのですが、追い出されると空っぽになります。
空っぽになったところには、また菌が入ってきてしまいます。
再度悪玉菌がはいると、歯周病はいっこうに改善されません。
プロバイオティクスは、一度悪玉菌を追い出し、再度悪玉菌が入る「前に」善玉菌を入れましょう、という考えから来ています。
お身体の中に善玉菌が増えれば、そこに悪玉菌が入る余地はありません。
それを継続していけば、歯周病の改善につながるのです。
【プロバイオティクスに必要なこと】
①安全であること
②ヒト由来の菌であること
③胃酸や胆汁酸に抵抗力があること
④生きた菌であること
⑤人に有効であること
⑥腸管に付着し、増殖すること
⑦安価であること
⑧食品中に高い菌数を保てること
プロバイオティクスの代表的な菌は、ロイテリ菌です。
ロイテリ菌を継続的に取り入れることで、歯周病の抑制だけでなく、むし歯や口臭の抑制にもつながります。
お身体的には、便秘の解消、アレルギーの抑制、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の抑制。
【プロバイオティクスと抗生物質との違い】
プロバイオティクス:予防のため、善玉菌を意図的に取り入れる
身体に溜まらないので、耐性菌の心配は全くない。
身体に溜まらないので、継続的に取り入れる必要がある。
(最初の30日は、必ず毎日。途切れると0になってしまいます。その後は、
2・3日に1錠。)
保険が効かない、物品扱いになる(歯ブラシや歯磨き剤と同じ扱いになる)
抗生物質:治療のため、炎症の原因となる菌を抑える。
飲み過ぎると、耐性菌ができ、次はその抗生物質が効きにくい身体になってしまう。
そのため、毎回毎回、毎日毎日飲むことはできない。
保険が効く。
【プロバイオティクスの採り方】
夜の歯みがきの後に、咬まずに舐めてください。
2018年1月31日