守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
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おおた歯科こども歯科

〒524-0044
滋賀県守山市古高町81-5

TEL:077-596-5630

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「高齢者のための口腔ケア:健康寿命を延ばすためのポイント」 【守山市 歯医者】

滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長、太田貴司です。 当院では、予防、早めの治療、歯周病の治療に力を入れています。

目次

  1. 高齢者にとっての口の健康の重要性
  2. オーラルフレイル(お口の機能の衰え)とは?
  3. お口のケアの基本:清潔と機能の維持
  4. 具体的な口のケアの方法
  5. 口のケアと全身の健康の関係
  6. まとめ

1. 高齢者にとっての口の健康の重要性

年齢を重ねると、お口の中の健康が全身の健康に大きな影響が大きくなります。

お口の中が不衛生だと、食事がしにくくなり、栄養不足や免疫力の低下を招くことがあります。

口の中の細菌が増えると、誤って飲み込んでしまい、誤嚥性肺炎などの病気を引き起こすリスクも高まります。 そのため、高齢者にとって適切な口のケアは、健康寿命を延ばすためにとても重要です。

2. オーラルフレイル(お口の機能の衰え)とは?

年齢とともに、お口の機能が徐々に低下することがあります。 例えば、咬む力や飲み込む力が弱くなったり、話すことが難しくなったりすることです。

これらの変化を放置すると、食事の質や量が減り、全身の筋力低下や社会活動の減少につながる可能性があります。 早めに気づき、適切な対策をとることで、これらの問題の進行を防ぐことができます。

3. お口のケアの基本:清潔と機能の維持

お口のケアは大きく分けて「清潔を保つケア」と「機能を維持するケア」の2種類があります。

  • 清潔を保つケア: 歯磨きや入れ歯の清掃、舌やお口の中の粘膜の清掃などが含まれます。 これにより、むし歯や歯周病の予防、口臭の防止、誤って飲み込むことによる肺炎(誤嚥性肺炎)のリスク低減が期待できます。

  • 機能を維持するケア: お口の体操や飲み込む練習、舌の運動などが含まれます。 これにより、咬む力や飲み込む力、話す力を保つことができます。

4. 具体的なお口のケアの方法

  • 歯磨き: 食後や就寝前に、柔らかめの歯ブラシを使って丁寧に磨きます。 歯と歯の間の汚れを取るために、歯間ブラシやデンタルフロスも使うと効果的です。

  • 入れ歯の清掃: 入れ歯を使っている場合は、毎食後に取り外して専用のブラシで清掃し、就寝時には外して保管します。

  • 舌の清掃: 舌の表面に汚れがたまると、味を感じにくくなります。 専用の舌ブラシで優しく清掃しましょう。

  • 口の体操: 口を大きく開け閉めしたり、舌を動かす運動を日常的に行うことで、口の周りの筋肉を鍛えます。

  • 飲み込む練習: 飲み込む力を維持するための練習で、専門家の指導のもとで行うと効果的です。

これらのケアを日常生活に取り入れることで、お口の中の健康を維持し、全身の健康にも良い影響を与えます。

5. お口のケアと全身の健康の関係

お口の中の健康状態は、全身の健康と深く関わっています。

例えば、お口の中の細菌が血液に入ると、心臓の病気や糖尿病のリスクが高まることが知られています。

特に糖尿病とお口の病気の関連性が昨今よく言われています。

また、咬む力の低下は、食事の質の低下や栄養不足を招き、筋力低下や免疫力の低下につながります。 さらに、お口の機能の低下は、社会的な活動の減少や認知機能の低下とも関連しています。 そのため、適切なお口のケアを行うことは、全身の健康維持や健康寿命のためにとても重要です。

6. まとめ

高齢者にとってお口のケアは、単にお口の中を清潔に保つだけではありません。

全身の健康や生活の質を向上させるために欠かせないものです。 日常的に適切なケアを行っていきましょう。

今はケアができていても、数年後はそうとも限りません。

みなさまで協力していきましょう。

 おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司

(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo

2025年1月20日

 

 

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