滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。
予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。
糖尿病のお話の続きをします。
【糖尿病の診断は?】
検査で
・空腹時の血糖 126mg/dl以上
・食事後の血糖 200mg/dl以上
・HbA1c 6.5%以上
と分かったときです。
ちなみに、私太田貴司の血糖の値を公表しますと
2021.12/1
空腹時の血糖 95mg/dl、HbA1c 5.6%
2023.1/25
空腹時の血糖 69mg/dl、HbA1c 5.8%
2024.1/17
空腹時の血糖 90mg/dl、HbA1c 5.7%
でした。
(私太田貴司は、年に1回健康診断を受けています。)
※健康診断はぜひ受けましょう。
むし歯・歯周病と同じで、糖尿病を始めそれ以外の病気は、初期は全く痛くなかったり、 無症状です。
ある程度進行して、初めて「 あれ? なんかおかしいな」と思い始め、 いよいよ気になり病院や歯科医院に行った時は、相当に進行していたりすることもあります。
それぞれの臓器が手遅れになっている場合もあります。
歯科で 言うと、神経を取らないといけなかったり、 抜歯になるケースです。
【糖尿病の怖いところは?】
日常の生活を送ることができなくなることです。
最初は、喉が渇く・ 尿の回数が増える・体重が急に減る・ 疲れやすくなる、といった症状です。
しかし 進行すると、失明や透析、認知症の他に、壊疽につながります。
壊疽とは、足に血液が行き渡らなくなり、さらに免疫が低下して感染をし、足の組織が腐ってしまうことです。
進行すると、脚の切断につながります。
「糖尿病」と聞くと、「糖分が増える病気」 というイメージでしょうか?
しかし知れば知るほど怖い病気なのです。
【糖尿病の分類】
大きく分けると、1型糖尿病と2型糖尿病があります。
・1型糖尿病
すい臓からインスリンがほとんど出なくなり(インスリン分泌低下)、 血糖が高くなる状態です。
若い人に多いです。
痩せている人に多いです。
治療は、 インスリンを注射することです。
・ 2型糖尿病
すい臓からインスリンが出にくくなったり( インスリン分泌低下)、 インスリンが効きにくくなったり( インスリン抵抗性)で、 血糖が高くなる状態です。
中年以降に多いです。
肥満の人に多いです。
治療は、食事の改善・運動する・飲み薬・ インスリンの注射です。
今回は、糖尿病のお話の続き(太田貴司の知る限り)をさせて頂きました。
(参考)厚生労働省 eーヘルスネット 「糖尿病」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-002.html
(参考)国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/010/010/01.html
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司
(自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo
おおた歯科こども歯科には、日本糖尿病協会の登録歯科医師が在籍しております。
2024年5月22日