守山市の歯科医院(歯医者)おおた歯科こども歯科
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おおた歯科こども歯科

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TEL:077-596-5630

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歯周病と糖尿病 ①

 滋賀県守山市古高町にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長 歯科医師の太田貴司です。

 予防・痛くなる前の治療・歯周病の治療に力を入れています。

 

 糖尿病?歯科医師が?

 恐縮ですが、今回から 数回にわたって歯周病と糖尿病の関係についてお話をします。

  歯周病と 糖尿病。 全く関係がないように思われるかもしれません。

  しかし 密接に関わっています。

 

  まず今回は、 糖尿病についてお話をします。

  専門家ではありませんし、 まだまだ勉強不足のところもあり 恐縮です。

  現時点で自分がお伝えできる「糖尿病」をお伝えします。

 【糖尿病とは?】

 血液に流れている血糖(ブドウ糖)が増える病気のことです。

 

 【なぜ血液中の血糖(ブドウ糖)が増えてしまうのか?】

 血糖(ブドウ糖)を増えすぎないように働くホルモンである「インスリン」 。 

 このインスリンがうまく働かなかったり、足りないために起きてしまいます。

 【なぜインスリンがうまく働かなかったり、足りなくなるのか?】

 インスリンを作るすい臓の調子が悪くなってしまったからです。

 

 【なぜすい臓の調子が悪くなるのか?=糖尿病の原因は?】

 ・遺伝的にすい臓が弱い

 ・食べ過ぎ

 ・運動不足

 ・肥満

 ・ストレス

 これらが複雑に絡み合い、糖尿病が発症します

 【糖尿病の症状は?】

 人間が生きていくために ブドウ糖は必須です。 しかし 血液中でブドウ糖が増えすぎると、血管を壊してしまいます。

 その結果 動脈硬化を引き起こすことになります 。

 (動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなることです。動脈硬化が進行すると、血管が細くなり詰まってしまいます。血管が細くなり詰まってしまうと、全身に流れる血流が滞ってしまいます。すると、心臓では心臓病、脳では脳梗塞を引き起こします。)

 他には、目の病気・腎臓の病気・神経の病気につながります。

 

 糖尿病には、「3大合併症」と呼ばれる病気があります

 ・糖尿病網膜症

 ・糖尿病性腎症

 ・糖尿病神経障害

 です。

 

 ・糖尿病網膜症

   高血糖の状態が長く続くことで、目の網膜に広がっている 毛細血管が傷つきます。

   それが進行すると、失明に至ります

 

 ・ 糖尿病性腎症

   高血糖の状態が長く続くことで、腎臓の糸球体が傷つきます。

   それが進行すると、むくみ・貧血・高血圧が引き起こされます。

   最後は、人工透析をしないと生きていけない状態になります。

 

 ・糖尿病神経障害

   高血糖の状態が長く続くことで、神経(運動神経・知覚神経・ 自律神経)が傷つきます。

   運動神経が傷つくと、眼球が不自由になって物が二重に見えたり、足が 不自由になって歩きにくくなってしまいます。

   知覚神経が傷つくと、嫌な痛みに 悩まされたり、 逆に痛み・冷たさ を感じにくくなります。

   自律神経が傷つくと、立ちくらみ・発汗異常・下痢・ 便秘・ 消化吸収の異常が引き起こされ、重症になると昏睡状態になったり、心拍が止まります。

   

 (参考)厚生労働省 eーヘルスネット 「糖尿病」

     https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-002.html

 

 今回は糖尿病のお話(太田貴司が知る限り)をさせて頂きました。

 今後も糖尿病、そして糖尿病と歯周病についてお伝えしていきます。   

 

 おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司

 (自己紹介)https://ohta-dent.com/staff.html#intyo

 

 おおた歯科こども歯科には、日本糖尿病協会の登録歯科医師が在籍しております。

  https://www.nittokyo.or.jp/db/facility_result.php?fs_name=&fs_pref_cd=25&fs_address=&fs_facility_type=3&page=1

2024年5月15日

 

 

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