滋賀県守山市にある歯医者、おおた歯科こども歯科の院長太田貴司です。
先日、愛知県一宮市にある歯科医院の見学をさせて頂きました。
その歯科医院さんも,当院と同じく夫婦で歯科医師をされています。
つながりは、副院長同士が大学時代の同級生です。
そこへ私も便乗させて頂きました。
当院よりも開業が1年早く色々と学ばせて頂きました。
参加している勉強会も同じということで共通項があり、お話をさせて頂きやすかったです。
見学をさせて頂いて特に感じたのは、スタッフへの想いと効率化です。
スタッフを大切にすると同時に、言うべきことは言う・思いや考えを伝えるべきことは伝えるということです。
歯科医院は、院長の想いからできていますが、一人では何もできません。
むし歯1本の治療すらままなりません。(やろうと思えばできるのですが時間がかかったり、仕上がりに誤差がでてきます。)
そこに、歯周病の治療・電話応対・会計・器具の消毒滅菌などがでてくると、いよいよ院長だけで歯科医院は成り立ちません。
そのため、スタッフには感謝感謝です。院長の想いの実現化を手伝ってくれるわけですから。
それと同時に、歯科医院は組織です。仕事の中には、どうしても「後回しにしたい」「難しいから」「この前できなかったから」と敬遠されがちの仕事もあります。
ただ、それをやってもらわないといけない。来院される方のために。
それを伝えるだけでなく、実行してもらう。それことが院長の仕事であると肝に銘じた見学でした。
院内旅行も多々されており、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンも行かれていて、仲の良い写真も多く貼られていました。
おおた歯科こども歯科は、今年は初の院内旅行を考えていて、とても参考になりました。旅行先でも少し研修をして、共有できればより良いとのことでした。
開業年数が経過すればするほど、スタッフとの年齢差が開きがちです。若い新入社員が入ってくるからです。
それでもブレてはいけませんね。
この一宮市の歯科医院さんは、かなりハイテクでした。
ネット、ひかり電話、iPadを駆使し、様々なネットワークから情報の伝達、情報の共有がなされていました。
ハード面をすぐに取り入れることは難しいですが、こうすればもっと便利になるというアイデアを頂くことができました。
私は、開業前から20医院以上の見学をさせて頂きましたが、夫婦での見学は初めてでした。
お互い気付く点が違うので学びがとても多く、何がおおた歯科こども歯科に落とし込めるか話し合いながら帰ってくることができました。
2019年4月24日