診療科目一覧(科目をクリックするとリンクします) | |||
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むし歯 | 歯周病/歯周内科 | 小児歯科 | 食育 |
検診・定期的管理 | マタニティ歯科 | 審美歯科 | ホワイトニング |
ダイレクトボンディング |
歯に栄養を送っている神経を抜いてしまった歯はもろくなりやすいので、神経も可能な限り残す治療方法をご提案します。
年間医療費のデータからも、生き生きと健康な生活を送る上で歯はとても重要です。その大切な歯を極力、抜かない方法で様々な分野の知識、技術を生かし、十分な説明をしたのち、心を込めて確実な治療をいたします。
一本でも多くの歯を残し、患者さまが豊かで快適な生活を送れるようサポートいたします。
以下の症状でお困りではありませんか?
□ 歯ぐきの腫れが止まらない
□ 口臭がある
□ 歯ぐきから出血がある
□ 口の中がネバネバする
□ 歯ぐきから膿が出る
□ 歯がグラグラする
これらのお悩みを歯周内科治療で解決できるかもしれません。
位相差顕微鏡やリアルタイムPCR検査で、歯周病の原因である悪玉菌を発見します。
その後、速やかに除菌をし、歯周病の症状を抑え、進行を遅らせることができます。
おおた歯科こども歯科は、国際歯周内科学研究会の会員です。 (HP→)
年間医療費のデータからも生き生きと健康な生活を送る上で歯はとても重要な役割を担ってくれています。その大切な歯を極力、抜かない方法で様々な分野の知識、技術を生かし、十分な説明をしたのち、心を込めて確実な治療をいたします。一本でも多くの歯を残し、患者さまが豊かで快適な生活を送れるようサポートいたします。
また“歯周内科”と聞くと、もしかしたらお薬を飲むだけで治ると思われるかもしれません。
実際はそうではありません。
位相差顕微鏡にて細菌・カビ菌の種類や活発性(菌が速く動くほど活動性が高く、歯周病のリスクがあります)を調べます。
大切なことは、調べた後です。
お子様一人ひとりの"今の笑顔"と"将来の笑顔"を考えます。
そのために安心して歯科医院に通えるようサポートします。
太田聡子は小児歯科では、日本で唯一の小児歯科学会から認定された「小児歯科専門医」を取得しております。
基本スタイル
「【頑張れる歯医者さん】が目標です。
何ができるのか?できないのか?
できないのであれば、何をできるようにしてあげるのか?」
治療の観点から、保護者の方と一緒に、お子様の成長を見守っていけるような診療を目指しております。
(1)小児専用の治療台
当院では、お子様専用の治療台を導入しています。
お子様専用の治療台 3つの特長
- 治療台には隙間がありません : 腕や脚が挟まる心配がなく、安心
- 平らな設計で、上下に動くだけです :治療中のズレがない
- 子供用のサイズです:うがいがしやすい。乗り降りがしやすい
(2)ラバーダム
治療中、お子様が不意に舌を動かした際、道具が当たってケガをしないよう「ラバーダム」という専用のマスクを使うことがあります。
ラバーダム 3つのメリット
- ケガを防ぐ
- 唾液の侵入を防ぐ
- 器具を誤って飲み込んでしまうのを防ぐ
実際は、ご本人はそこまで苦しいことはありませんので、ご安心ください。
装着は数秒です。
むし歯の予防は、熱心な歯磨きと砂糖の制限が大前提です。
しかしそれだけでは、予防は難しいです。
実は、歯の表面は1日中同じ硬さではありません。
溶ける(脱灰)・硬くなる(再石灰化)がシーソーみたいに、常に繰り返されています。
そこでフッ素です。
フッ素 3つの効果
- でき始めの初期むし歯には、再石灰化を促進し、歯の表面を丈夫にします。
- むし歯のない歯に対して、歯の表面を丈夫にします。むし歯から守ってくれます。
③ むし歯菌の活動を抑える
フッ素塗布 いつから?
歯の生え始めの時期が特に効果があります。
乳歯は1~3歳、永久歯は6~12歳です。
永久歯も生えたては軟らかいです。そのため、この時期の永久歯へのフッ素も効果的です。
フッ素塗布 どれくらい間隔?回数?
3~4ヵ月ごと。年3~4回が良いです。
継続により、20~40%のむし歯の予防効果があります。
フッ素塗布後 飲食はしていいの?
塗布したら、30分間は飲食を控えましょう。
フッ素 安全?
歯科で塗布するフッ素は少量です。
悪影響はありません。
市販のフッ素が入っている歯磨き剤は、濃度はもっと低いです。
併せて使用すると効果が上がります。併用しても問題ありません。
※フッ素は効果的ですが、万能ではありません。 普段の食生活も重要です。
- 甘い物は、摂る量よりも回数に影響を受けます。
1回は少なくても、一日に何回もダラダラお菓子は良くないです。 - 寝る前の甘いものは、むし歯になりやすいです。
- 食事中に甘いものを摂るよりも、食間に摂った方がむし歯になりやすいです。
- お口の中に、甘いものが入っている時間が長いほどむし歯になりやすいです。
- 甘いものの濃度が高いほどむし歯になりやすいです。
歯科医院は、歯を削る場所ではありません。
むし歯を予防するための場所です。歯を守るための場所です。
毎日の歯みがき、砂糖の制限、フッ素で歯を守っていきましょう。
「大きくなったらいずれ抜ける歯だから、このままで良いだろう。」
「何か腫れてるけど、このままでいっか。」
と思われる方がみえるかもしれません。
実は、乳歯には大人の歯を導く役割があり、ただ単に「いずれなくなる歯」ではないのです。
一生涯ご自身の歯で食事をして頂くため、乳歯から大切に。
年齢が低ければ低いほど、削った歯の寿命は短くなります。
乳歯が生え始めてから守っていきましょう。
そのような場所へ、むし歯を予防するためにこのお薬を付けます。
特長
・歯を削ることなく、むし歯の予防ができます。
・シーラントは乳歯だけでなく、生えたての永久歯にもとても有効です。
当院では、オリジナルのシートも使って、徐々に慣れていけるように心がけています。
痛い時や緊急の時以外は、いきなり治療をしたり、無理な治療はいたしません。
幼い時の怖い体験がトラウマになり、歯科が嫌いな大人にさせたくないからです。
歯科医院に対してプラスのイメージを持ってもらえるようにトレーニングから始めます。
ただ、痛みがあり緊急性がある場合は、これに限りません。
その場合は、お子様を痛みから解放させるため、治療に入ります。
転んだ・ぶつかったなどで、出血したり、歯が欠けたり、形・位置が変わってしまうこともあります。
そのような場合は、早めの受診をおススメします。
乳歯だけでなく、奥に控えている大人の歯にまで影響する可能性も。
児童の永久歯は、まだ完成しておらず、発育の段階です。
そのため歯の発育に影響をあたえてしまうのです。
放置せず、診察を受けましょう。
※ケガなどで歯が抜けてしまった!
速やかな対応が必要です。
・抜けた歯が汚れていても、水道水で洗ってはいけません。
・乾かさないことが重要です。
「成分無調整」の牛乳に漬けてできるだけはやく受診しましょう。
・生えてくる力が弱く、奥に残っている大人の歯
の矯正も行っています。
出てこない前歯に針金をつけて引っ張ります
→その場合は、早い段階で子供の歯を抜いた方が良いことも。
ただ、抜歯によって両隣の歯が移動し、大人の歯が生えてくるスペースが不足するケースもあります。
それを防ぐために、スペースを確保します。
この装置は、付けたままです。
この装置により、大人の歯がスムーズに生えてくることができます。
そうなるように導くことは、親御さんの重要な役割です。
乳歯が生え始めたら | 生後6ヶ月を過ぎると、乳歯が生え始めます。 |
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1歳6ケ月~3歳 | お茶・お水を飲ませて食事を終わらせましょう。 |
3歳~6歳 | 飲食後にはお茶・お水を飲むことを継続させていきましょう。 |
当院の太田聡子は、食育指導士の資格を持っております。
その知識を活かし、虫歯予防やおやつについてお答えします。
身体に良くないものだと思っていても、ついついあげてしまいませんか?
歯科からの側面だけでなく、食からもアドバイスができればと考えています。
お子様のむし歯予防やお口の健康、食の悩みなど、どうぞお気軽にご相談下さい。
ということは、治ったとしても再度むし歯・歯周病になってしまうリスクは残ります。
歯磨きの習慣、生活習慣の改善は必要ですが、なかなかご自身だけでは100%安心だとは言い切れないのでしょうか?
そこで当院では、定期検診をおすすめします。
歯周病は、現在「歯原性菌血症」と呼ばれることもあります。
歯原性菌血症=「歯周病の菌が、血管を通り全身に回ってしまう」ということです。
歯周病の菌が全身に回ると、どういったことが起こるのか?
→アルツハイマー病、心筋梗塞、関節リウマチ、低体重出産など。
全く関係のないような病気・症状にまで関わっています。
むし歯・歯周病の予防には、歯ブラシが欠かせません。その時に使う歯磨き剤の成分は、歯磨きをしている“その時”にしか効果がありません。ここに問題があります。
“その時”なので、効果が持続せず中等度・重度の歯周病の方・むし歯になりやすい方には、効果が薄いのです。さらに、古くこびりついた汚れは、歯磨きでも取れません。
「3DS」は、オーダーメイドで作ったマウスピースにお薬を入れて、歯周病・むし歯、歯原性菌血症を予防・改善する治療です。
“その時”だけではなく、“持続的に”古くこびりついた汚れも分解することができます。
http://tansaku.tsurumi-u.ac.jp/3ds_contact
■むし歯タイプの方→むし歯の治療が終わったら。
■歯周病タイプの方→出血がある場合や、歯周病ポケットが4、5mmになったら。
3DSは、単独では行いません。
まずは検査をします。
日本の歯科で足りないもの。
それは検査です。
きちんとした検査もせず、いきなり治療に入っても、良好な結果が得られないこともあります。
■むし歯タイプの方は、唾液検査と位相差顕微鏡
■歯周病タイプの方は、PCR検査と位相差顕微鏡
をし、リスクを調べます。
◆ 唾液検査について :ガムを5分咬んで頂き、唾液の中にあるむし歯菌を調べます。
- S.mutans菌‥‥多いと、むし歯ができやすい
- S.sobrinus菌‥‥多いと、今あるむし歯が大きくなる
- Lactobasillus菌‥‥多いと、詰め物の脇や被せ物の下でむし歯になりやすい
3種類のむし歯菌を調べ、むし歯になりやすいかを調べます。
ご自宅でもして頂くため、ご家庭での使用法をご説明をします。
食生活のご説明もします。
●どれくらい使うの?
一日5~10分間です。
基本的には、ずっと使うものです。
除菌できるので、誤嚥性肺炎の予防も可能です。
●保険は効くの?
保険は効きません。
むし歯用で3種類、歯周病用で3種類の薬剤から選び使って頂きます。(当院で選びます)
薬剤によって若干費用が変わります。
ここまでお読みになっても、次のように思う方もいらっしゃるかもしれません。
可能な範囲で、不安にお答えします。
Q1: むし歯も歯周病も完璧に予防できるの? |
A1: 3DSは最新の予防法で、これからどんどん広がるでしょう。 しかし、魔法の予防法ではありません。 毎日の歯ブラシ、歯科医院での専門的なお掃除、食生活の改善が前提です。 |
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Q2: 全員が全員、3DSをやらないといけないの? |
A2: 30歳代後半から歯周病のリスクが出てきます。 予防という意味では、3DSは効果的です。 ただ現状、むし歯のリスクも、歯周病のリスクも全くない。ご自身でほぼ完璧に予防できている方は、あえて必要なものではありません。 それは、ご自身の判断ではなく、歯科医院で診てもらいましょう。 |
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Q3: 3DSは、何回するの? |
A3: 通常は、医院では2回です。 個人個人のむし歯/歯周病のリスクのよって異なります。 あなたにあったプランをご提案します。 ご自宅では、基本的に毎日です。 |
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Q4: 3DSはトレーを使うとのことですが、既製(市販の誰にでも合う)のトレーでも使えますか? |
A4: 使えません。というより、むしろ使ってはいけません。 【3DSに既製のトレーを使うデメリット】 ×大量の薬剤が必要。 大量の薬剤は、毒にもなりえます。 ×その割に、隙間から漏れるだけで効果がない。 ×唾液も混ざり、薄まる。 |
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Q5: 歯ぎしりや顎関節症があり、型を採ってつくった自分専用のマウスピースがありますが、それは使えますか? |
A5: 歯ぎしり/顎関節症用のマウスピースと、3DS用のトレーは用途が違います。 形も違うため、お使い頂くことはできません。 さらに、3DSでもむし歯用と歯周病用で構造が違います。 あなたに合う3DS用のトレーを作製します。 |
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善玉菌によって、体質が改善します。 体内バランスを整え、悪玉菌を抑制します。
②耐性菌はありません
抗生剤ではありません。そのため効果が薄くなる、ということはありません
ヒト由来の善玉菌なので、お身体に害はありません。
お子様からご年配の方まで、安心して飲むことができます。
【お口】
①歯周病の悪玉菌が増えるのを防ぐ
「90%以上、歯周病の菌を抑えることができる」と確認されています。 「痛い」「腫れた」で一時的に飲む抗生剤とは違います。 抗生剤は一時しのぎです。
お掃除 と お掃除+バクテリアセラピー を比べると、その効果の違いは3倍だと確認されました。 (ポケットの改善)
②むし歯菌を抑えることができる
むし歯菌を80%抑えることができる、と確認されました。
むし歯の抑制と言えば、キシリトール。 しかし、キシリトールの効果が出るのは3~6ヶ月後です。
さらにキシリトールは100%限定です。対して、バクテリアセラピーは、3週間後ととても早いです。
③口臭を抑えることができる
「上からフタをする」ごまかしではありません。臭いの原因を断ちます。その効果は、4.5倍です。
【全身】
①胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
ピロリ菌を抑えることができます。ピロリ菌は50歳代以降では、70%以上が持っているとされています。ピロリ菌の抑制は、1か月で60%の方が改善します
②アレルギーの抑制
湿疹の方がバクテリアセラピーをされると、12ヶ月以内に57%の方に改善がありました。
③便通が良くなる
1ヶ月で99%の方の便通が改善しました。腸がビックリして、最初は下痢になることさえあります。
下痢は徐々に治まります。
1日1回、夜の歯磨き後に咬まずに舐めてください。
2ヵ月は毎日続けましょう。
その後は、2~3日に1回の摂取が良いです。
★1箱(1か月分30錠) 3,000円
詳しくはこちらをご覧ください http://www.biogaia.jp/
・ダイアグノデントでの確認
・必要であればレントゲン
目だけの確認だけに留まらず、早期発見に努めます。
また、歯石のお掃除とPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning;専門家による歯のお掃除)によって、日常のブラッシングだけでは取れない汚れを除去します。
当院では、当然ながら資格のない者がお口の中を触ることはありませんので、どうぞご安心ください。
「健康」は一つではありません。
皆さま一人一人の想い、時期に合わせて診察をします。
【それぞれの時期に起こりうること】
時期 | 起こりうること | 特徴 |
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乳幼児期 | 乳歯の虫歯 | 養育者や周りの大人からの影響が大きいので、周りの方の心配りが大切です。 |
学童期 | 永久歯の虫歯 歯肉炎 |
学校での健康教育やフッ化物洗口の実施で大きく左右されます。 セルフケア(自身でのケア)ができるように。 |
青年期前期 | 永久歯の虫歯 歯肉炎 |
生活環境、ライフスタイルが変わる時期です。 そのため、一時的にむし歯・歯肉炎が多発しやすいです。 歯科医院への通院が遠のきやすい時期です。 |
青年期後記 | 永久歯の虫歯 歯肉炎から歯周病へ |
家庭・仕事が中心になります。 女性は出産と子育ての時期 歯科医院への通院が遠のきやすい時期です。 |
壮年期 | 歯周病の重症化 | 免疫力が低下することで、歯を失いやすい時期です。 (歯周病による) 受診率は増加します。が、理想はもっと早くからの治療・予防です。 |
高齢期 | 歯の喪失 咀嚼の低下 |
生活の場のほとんどが家庭です。 残っている歯の数が生活の質・食事の質に大きく関わります。 |
妊娠中でも、時期によっては安全に歯科治療を受けて頂けます。
一つの考えではありますが、結婚を機に歯科検診を受け、きれいになったら定期検診で良い状態を維持。
きれいな状態を維持できれば妊娠されても、お口の中の心配を減らすことができます。周産期にかかるストレスの軽減につながり、お母様だけでなく、お子様にとっても安心です。
妊娠前後から出産1年の妊産婦を対象としております。
治療内容に特別な違いはありませんが、治療する時期や使用するお薬にできるだけ負担の少ない方法を選択し、出産や出産後の生活に集中して頂けるように心がけています。
『せっかく治療するなら、よりキレイに治したい!』
『今の歯の色や形のコンプレックスを解消して、思い切り笑いたい!』
美しく健康な歯へのニーズから生まれたのが、審美歯科です。
ただ痛みを取り、噛む機能が回復すればいいという治療では満足出来ない。
意識の高い方へ、新しい歯科の治療スタイルです。審美歯科はバランスの取れた美しい口元を作り出し、自信を持った明るい笑顔へと導きます。ホワイトニング(歯の漂白)やメタルボンド、オールセラミック、ハイブリッドセラミック(歯のかぶせ物)などの治療技術を積極的に取り入れています。
口元に自信がない、コンプレックスを解消したい方に喜ばれています。
お薬を使って光を当てることで、歯を白くします。
・歯を削らない
・麻酔をしない
・痛くない
と三拍子揃い、さらに歯が白くなる良いこと尽くめの治療です。
歯の着色は、生まれつき・お薬・食生活や加齢など様々な原因でおこります。
当院のホワイトニングは、歯に含まれる着用の成分を漂白し、歯を削ることなく安全に白くできます。
お口の状態に左右されますが、白い歯という要望に応えるならホワイトニングで叶えることができます。
どうぞお気軽にご相談ください。
・前歯のすきっ歯が気になる方
・金属アレルギーの心配がある方
・前歯が何かしらの原因で欠けてしまっている方
・歯の詰め物が取れてしまった、割れてしまった、欠けてしまったという方
・銀歯を入れたくないという方
・現在のお口の中にある銀歯が気になるという方
・削る量を最小限に、1回で白い詰め物を入れたいという方
・現在の歯をできるかぎり削りたくないという方
ダイレクトボンディングとは、セラミックとレジンを混ぜ合わせた強化プラスチックを用いて、審美的に整える治療です。
削る量を最小限に抑えられるのが特長です。
この治療方法は直接法と言われており、型を採らずに1回で終わることができるのもメリットです。
健康な歯を守り、治療が必要な箇所だけを審美的に整えることができます。
ダイレクトボンディングで使用するコンポジットレジンは、保険適用外の素材です。
保険診療では再現できない歯本来の色合いや硬さを表現することができます。
前歯部だけではなく、奥歯でも使用することができます。
金属を使用することがないので、金属アレルギーの心配がないこと。変色もしにくい素材ですので、審美的にも優れていると言えます。
その他、接着性も進化してきているため、詰め物がすぐに取れてしまうという可能性も少なくなってきています。素材、治療方法は常に進化しているため、しっかりとメインテナンスが行えば5~10年はしっかりと保つと考えられます。
- 歯を削る量を最小限に抑えられる
ダイレクトボンディングの最大の特徴は、削る量を最小限に抑えられることです。これは健康な歯を長く保つ上で、とても大切にしていることです。
ダイレクトボンディングの他に見た目を整える治療として、「ラミネートベニア」「クラウンによる補綴(かぶせ物)」があります。 この2つに比べて、削る量がとても少ないです。「できるだけ歯を削りたくない」と考えられている方に向いています。
- 神経への負担が少ない
ダイレクトボンディングは歯を削る量を最小限に抑えることができるので、神経に対する負担も少なく済みます。
そのため、治療後に「しみる」「かえって痛くなってしまった」ということはまずありません。
- 通院回数が少ない
ダイレクトボンディングは、型取りの必要がないので、1回で白い詰め物で審美的に整えることが可能です。
- 歯の形を修正できる
前歯部のすきっ歯や欠けている部分が気になっている方は、ダイレクトボンディング治療で修復することが可能です。
つぎ足しの治療なので、大きく削ってはめ込む治療ではありません。
- 審美面で優れている
自然の歯と近い色合いや硬さを表現できるので、審美的に整えたい方にはおすすめの治療方法です。
一般的に歯の詰め物は保険診療の場合は、金属(銀歯)が選択肢の1つになります。
金属の場合は「合着」という方法で歯に付けます。
これは歯と金属の間を接着剤で埋めて、その摩擦力だけでくっつけている状態です。つまり、摩擦力ではめているだけの状態です。本来削りたくない部分も削りはめ込むイメージです。
例えば、プラモデルのような感覚です。プラモデルの凹凸の間に接着剤を流し込んでいるだけです。
そのため、時間が経つと隙間ができ、そこから虫歯菌や歯周病菌が入り込み、虫歯の再発や歯周病という症状が起きやすくなります。
一方で、ダイレクトボンディングは「接着」という方法です。
「接着」とは被着材と接着剤の化学的な結合(分子的結合力)によって吸着する化学的な原理です。
簡単に言うと、歯と一体化している状態になります。
隙間を最小限にできます。結果として、虫歯や歯周病の予防につながり、自分の健康の歯を長持ちさせることが可能です。
Q1: 変色しますか? |
A1: 数年経つと変色する可能性があります。 嗜好品によって変わってきます。コーヒーやカレー、赤ワインなど色が濃いものを好まれる方は、そうでない方に比べて変食がしやすいです。 もし変色してしまったとしても、表面を磨くだけの処置できれいになります(数分で終わります)。 |
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Q2: 寿命はどれくらいですか? |
A2: 一般的には、5~10年です。 咬み込みが強い方・元々歯ぎしりがある方には寿命が短いかもしれません。 その場合は再度処置いたします。 |
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Q3: 前歯の隙間をダイレクトボンディングで治せますか? |
A3: はい、可能です。 かみ合わせがかなり強い方・隙間がかなり多い方は向いてない場合があります。 診察してからの判断になります。 |
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Q4: 現在の銀歯をダイレクトボンディングで治せますか? |
A4:金属の大きさによって変わります。 元々の銀歯がかなり小さければダイレクトボンディングも可能です。 |
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Q5: どこの歯科医院でも行っていますか? |
A5: 専門性のある処置なので、全ての歯科医院で行っているわけではありません。 |
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Q6: ダイレクトボンディングの治療期間はどれくらいですか? |
A6: 1回で終わります。 |
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Q7: ダイレクトボンディング1本あたりの治療時間はどれくらいですか? |
A7:40分ほどです。 すきっ歯のダイレクトボンディングだと、通常は2本同時に行います。2本だと、70分前後のお時間を頂きます。 |
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Q8: すでにクラウンが入っている歯にダイレクトボンディングで治せますか? |
A8:残念ながら、それは不可能です。 クラウン(型を採り、上から被せる治療)を外してダイレクトボンディングをすることはできません。 クラウンが入っている歯は、クラウンのやり替えになります。 同じく、ラミネートベニアが入っている歯も同様です。 |
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Q9: 全く削らずにダイレクトボンディングをすることはできますか? |
A9:当院ではやっていません。 すぐに外れてしまうからです。 ひっかかりを作る必要があるため、表面を少し削らせてもらっています。 以前、当院のスタッフに「すぐ外れてしまうかもしれないよ」と説明した上でダイレクトボンディングをさせてもらいました。 すぐに外れてしまいました。その後、少し削らせてもらい再度ダイレクトボンディングをさせてもらいました。 それからはずっと保っています。 |
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Q10: 麻酔はしますか? |
A10:はい、麻酔をさせて頂いております。 削る量は最小限なので、必要はないかもしれません。 ただ、長時間の治療になるため無痛でさせて頂きたいのと、「削る」以外に「風をかける」「器具を入れる」など痛みが出る可能性があるため、麻酔をさせて頂いております。 麻酔をすると、2~3時間ほど感覚がありません。 |
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Q11: 保険治療との違いはなんですか? |
A11:虫歯という「病気」か「病気でないか」です。 保険は「むし歯」に対して行う処置、ダイレクトボンディングは「見た目」に対して行う処置です。 そしてダイレクトボンディングは、歯と詰め物の境目がほぼ分からないくらいに処置ができます。使う材料・器具も違うため、艶が出て、ピカピカになります。 |
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- 年齢:40代 女性
- 治療内容:2本ダイレクトボンディング
- 治療期間:2回(1回目初診;診察と説明 2回目:ダイレクトボンディング 約60分)
- 治療費用:38,500×2=77,000円
- 起こりうるリスク:硬いものが当たると欠ける可能性、将来的な変色の可能性
- 年齢:40代 男性
- 治療内容:2本ダイレクトボンディング
- 治療期間:8回(漂白7回+ダイレクトボンディング1回)
- 治療費用:17,600+38,500=56,100円
- 起こりうるリスク:硬いものが当たると欠ける可能性、将来的な変色の可能性
おおた歯科こども歯科 院長 太田貴司 【自己紹介➡】