おおた歯科こども歯科 

検診・定期的管理

むし歯になってしまった・歯周病になってしまった・・・。 
ということは、治ったとしても再度むし歯・歯周病になってしまうリスクは残ります。

歯磨きの習慣、生活習慣の改善は必要ですが、なかなかご自身だけでは100%安心だとは言い切れないのでしょうか? 
そこで当院では、定期検診をおすすめします。

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歯周病は、現在「歯原性菌血症」と呼ばれることもあります。
歯原性菌血症=「歯周病の菌が、血管を通り全身に回ってしまう」ということです。
 
歯周病の菌が全身に回ると、どういったことが起こるのか?
 →アルツハイマー病、心筋梗塞、関節リウマチ、低体重出産など。
全く関係のないような病気・症状にまで関わっています。

むし歯・歯周病の予防には、歯ブラシが欠かせません。その時に使う歯磨き剤の成分は、歯磨きをしている“その時”にしか効果がありません。ここに問題があります。

“その時”なので、効果が持続せず中等度・重度の歯周病の方・むし歯になりやすい方には、効果が薄いのです。さらに、古くこびりついた汚れは、歯磨きでも取れません。

「3DS」は、オーダーメイドで作ったマウスピースにお薬を入れて、歯周病・むし歯、歯原性菌血症を予防・改善する治療です。
“その時”だけではなく、“持続的に”古くこびりついた汚れも分解することができます。
3DS実施歯科医院・歯科医師のご紹介
(当院が掲載されています )
http://tansaku.tsurumi-u.ac.jp/3ds_contact

3DSを行うタイミング

■むし歯タイプの方→むし歯の治療が終わったら。
■歯周病タイプの方→出血がある場合や、歯周病ポケットが4、5mmになったら。
3DSは、単独では行いません。

まずは検査をします。
日本の歯科で足りないもの。
それは検査です。
きちんとした検査もせず、いきなり治療に入っても、良好な結果が得られないこともあります。

①検査

■むし歯タイプの方は、唾液検査と位相差顕微鏡
■歯周病タイプの方は、PCR検査と位相差顕微鏡   をし、リスクを調べます。

◆ 唾液検査について
ガムを5分咬んで頂き、唾液の中にあるむし歯菌を調べます。

   3種類のむし歯菌を調べ、むし歯になりやすいかを調べます。

◆ PCR検査について>>
◆ 位相差顕微鏡について>>

3DSが必要であれば、3DS用のマウスピースの型を採ります。
②別日に衛生士による、ブラッシング・フロッシング・PMTC(専用ブラシによる清掃)・エアフロー(着色の除去)・スケーリングを2回行います。
③同日、3DSをします。

ご自宅でもして頂くため、ご家庭での使用法をご説明をします。
食生活のご説明もします。

どれくらい使うの?
一日5~10分間です。
基本的には、ずっと使うものです。
除菌できるので、誤嚥性肺炎の予防も可能です。

保険は効くの?
保険は効きません。
むし歯用で3種類、歯周病用で3種類の薬剤から選び使って頂きます。(当院で選びます)
薬剤によって若干費用が変わります。

ここまでお読みになっても、次のように思う方もいらっしゃるかもしれません。
可能な範囲で、不安にお答えします。

Q1:
むし歯も歯周病も完璧に予防できるの?

A1:
3DSは最新の予防法で、これからどんどん広がるでしょう。 しかし、魔法の予防法ではありません。 毎日の歯ブラシ、歯科医院での専門的なお掃除、食生活の改善が前提です。

Q2:
全員が全員、3DSをやらないといけないの?

A2:
30歳代後半から歯周病のリスクが出てきます。 予防という意味では、3DSは効果的です。
ただ現状、むし歯のリスクも、歯周病のリスクも全くない。ご自身でほぼ完璧に予防できている方は、あえて必要なものではありません。
それは、ご自身の判断ではなく、歯科医院で診てもらいましょう。

Q3:
3DSは、何回するの?

A3:
通常は、医院では2回です。
個人個人のむし歯/歯周病のリスクのよって異なります。
あなたにあったプランをご提案します。
ご自宅では、基本的に毎日です。

Q4:
3DSはトレーを使うとのことですが、既製(市販の誰にでも合う)のトレーでも使えますか?

A4:
使えません。というより、むしろ使ってはいけません。
【3DSに既製のトレーを使うデメリット】
×大量の薬剤が必要。
大量の薬剤は、毒にもなりえます。
×その割に、隙間から漏れるだけで効果がない。
×唾液も混ざり、薄まる。

Q5:
歯ぎしりや顎関節症があり、型を採ってつくった自分専用のマウスピースがありますが、それは使えますか?

A5:
歯ぎしり/顎関節症用のマウスピースと、3DS用のトレーは用途が違います。 
形も違うため、お使い頂くことはできません。
さらに、3DSでもむし歯用と歯周病用で構造が違います。
あなたに合う3DS用のトレーを作製します。

・位相差顕微鏡による菌のチェック 
ダイアグノデントでの確認 
・必要であればレントゲン

目だけの確認だけに留まらず、早期発見に努めます。 また、歯石のお掃除とPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning;専門家による歯のお掃除)によって、日常のブラッシングだけでは取れない汚れを除去します。

当院では、当然ながら資格のない者がお口の中を触ることはありませんので、どうぞご安心ください。

「健康」は一つではありません。 皆さま一人一人の想い、時期に合わせて診察をします。

時期 起こりうること 特徴
乳幼児期 乳歯の虫歯 養育者や周りの大人からの影響が大きいので、周りの方の心配りが大切です。
学童期 永久歯の虫歯
歯肉炎
学校での健康教育やフッ化物洗口の実施で大きく左右されます。
セルフケア(自身でのケア)ができるように。
青年期前期 永久歯の虫歯
歯肉炎
生活環境、ライフスタイルが変わる時期です。 
そのため、一時的にむし歯・歯肉炎が多発しやすいです。
歯科医院への通院が遠のきやすい時期です。
青年期後記 永久歯の虫歯
歯肉炎から歯周病へ
家庭・仕事が中心になります。 
女性は出産と子育ての時期 
歯科医院への通院が遠のきやすい時期です。
壮年期 歯周病の重症化 免疫力が低下することで、歯を失いやすい時期です。 (歯周病による) 
受診率は増加します。が、理想はもっと早くからの治療・予防です。
高齢期 歯の喪失
咀嚼の低下
生活の場のほとんどが家庭です。 
残っている歯の数が生活の質・食事の質に大きく関わります。

当院ではマタニティ歯科にも力を入れております。 
妊娠中でも、時期によっては安全に歯科治療を受けて頂けます。 
一つの考えではありますが、結婚を機に歯科検診を受け、きれいになったら定期検診で良い状態を維持。 
きれいな状態を維持できれば妊娠されても、お口の中の心配を減らすことができます。周産期にかかるストレスの軽減につながり、お母様だけでなく、お子様にとっても安心です。


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