歯周病・歯周内科|おおた歯科こども歯科|守山市の歯医者

歯周病治療、歯周内科治療について

以下の症状でお困りではありませんか?

□ 歯ぐきの腫れが止まらない
□ 口臭がある
□ 歯ぐきから出血がある
□ 口の中がネバネバする
□ 歯ぐきから膿が出る
□ 歯がグラグラする


これらのお悩みを歯周内科治療で解決できるかもしれません。

位相差顕微鏡やリアルタイムPCR検査で、歯周病の原因である悪玉菌を発見します。
その後、速やかに除菌をし、歯周病の症状を抑え、進行を遅らせることができます。

おおた歯科こども歯科は、国際歯周内科学研究会の会員です。 (HP→

年間医療費のデータからも生き生きと健康な生活を送る上で歯はとても重要な役割を担ってくれています。その大切な歯を極力、抜かない方法で様々な分野の知識、技術を生かし、十分な説明をしたのち、心を込めて確実な治療をいたします。一本でも多くの歯を残し、患者さまが豊かで快適な生活を送れるようサポートいたします。

img“内科”と聞くと、もしかしたらお薬を飲むだけで治ると思われるかもしれません。 実際はそうではありません。 
位相差顕微鏡にて細菌・カビ菌の種類や活発性(菌が速く動くほど活動性が高く、歯周病のリスクがあります)を調べます。 大切なことは、調べた後です。

●細菌・カビ菌に対するお薬や歯磨き剤を使って頂くと、菌の数や活発性が低くなります。

●その状態にしてから、細菌・カビ菌の住みかとなる歯石のお掃除をします。
 (歯石のお掃除のタイミングはお薬が効いている1週間前後が良いタイミングです)

※この順序で歯石のお掃除をする2つのメリット 
①炎症(痛み・腫れ)の治りが早い 
②お掃除後の「しみる・痛い」をより減らすことができます。 
炎症がごくわずかであれば、最初から歯石のお掃除が可能です。 
炎症が強い場合は、1回回数が多くなりますが、より安全に・効果的に治療できます。

お口の中を清潔に保つことが大切です。
お口の中が清潔であれば、歯周病菌が感染する可能性は低くなります。
毎日の歯磨きが大切です。お一人お一人に合ったブラッシングの正しいフォームがありますので、お伝えします。
歯周病菌が増えないように、毎日の歯磨きで予防していきましょう。 
自分で磨けない部分が誰しもありますので、定期的に歯科医院での歯のクリーニングを受けましょう。 歯周病は感染します。
一度おさまっても、日頃のブラッシングやメインテナンスが不十分だと、再発してしまいます。
歯周病がおさまったら、再感染に気をつけましょう!
回し飲み、回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどで感染します。
家族からも感染しますので、ご夫婦お二人での治療をお勧めします。

太田貴司は、歯周内科学研究会の会員です。 
国際歯周内科学研究会ホームページ 

歯周内科について(国際歯周内科学研究会HPより引用)
歯周内科治療は位相差顕微鏡検査・リアルタイムPCR検査で、お口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、動画管理システムに記録しそれらの微生物に感受性の ある薬剤を選択し、微生物叢を非常に綺麗な状態に改善することで歯周病を内科的に治す治療方法です

治療前の非常に汚れた微生物叢が、治療後 は非常に短期間で綺麗に改善し、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示される、という利点があることが知られています。

また、はっきりと自覚できる程、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。以前は、長時間歯磨きや外科治療によって1~2年の治療期間でそのような綺麗な微生物叢を獲得していたのです。

微生物叢が改善されたら、歯石を除去します。その場合も、微生物叢が改善されていると、冷たいものがしみるというような症状が非常に少なくなることが知られています。

(なお、前歯においては短期間で歯茎が縮むので歯が伸びたような感覚が生じることがあります。そのような場合には残念ながら通常の治療では 元々骨が溶けている状態ですので改善は難しいようです。その場合は特殊な審美外科を行う必要があるかもしれません。 ) 

 

歯周病細菌遺伝子(DNA)検査、リアルタイムPCR法

一般の歯周病の検査と言えば、
・レントゲン
・歯ぐきの溝を測る
・歯がどれくらい動くか
・歯ぐきから出血があるかないか
くらいでした。 これらの検査は、スタンダードで、“現状”を把握することができます。しかし、“原因”を検査することはできません。

原点に戻ります。歯周病の原因は、菌です。 レントゲンに歯・骨は写ります。
しかし、レントゲンに菌は写りません。 従来の検査では、原因が分からないのです。それは果たして検査のうちに入るのでしょうか?
歯周病は、細菌感染症です。生活習慣病ではありません。

おおた歯科こども歯科では、開院当初より位相差顕微鏡にて細菌の検査をしています。 ところがこの位相差顕微鏡、限界があります。位相差顕微鏡で確認できる歯周病の悪玉菌は、わずかです。

位相差顕微鏡

① P.g菌( Prophyromonas gingivalis、ポルフィノモナス・ジンジバリス)


② T属( Treponema、トレポネーマ )属
慢性的な歯周病と関連しています。 歯周病が重度なほど多い菌です。

③ T.f菌( Tannerella forsythensis、タンネレラ・ファーサイシア )
急速に進行する歯周病と関連しています。 この菌が多いと、難治性です。

④ A.a( Aggregatibacter actinomycetemcomitans、アグリゲイトバクター・アクチノミセテムコミタンス )
非常に悪性度の強い細菌です。 急速に進行する歯周病と関連します。

⑤ F.n菌(Fusobacterium nucleatum、フソバクテリウム・ヌクレアタム)
プラーク(歯垢)の中に多く含まれます。他の細菌と集まることで、バイオフィルムを作ります。 口臭の原因になります。

⑥ P.i菌( Prevoterlla intermedia、プレボテラ・インターメディア)
妊娠性歯周炎に関連する菌です。 女性ホルモンで菌が発育します。

位相差顕微鏡で確認できる歯周病の悪玉菌は、②T属の中の1種類(Treponema denticola、トレポネーマ・デンティコーラ)のみです。

 

もしかしたら、隠れた悪玉菌が除菌されていないのかもしれません。

 リアルタイムPCR法であれば、歯周病の悪玉菌の確認ができます。
この検査は、熊本県のMicroexam社に依頼することで、通常より安くできるようになりました。 img
→ http://www.realtime-pcr.biz/

検査は紙製のポイントを入れるだけです。
痛みはありません。 検査は10分以内に終わります。
●3種類の菌を調べる 
 ¥12,000(税抜き)/1回
●5種類の菌を調べる
 ¥20,000(税抜き)/1回
重度の歯周病の方は、5種類の検査が良いでしょう。

治療前後のPCR検査が必要ですので、最低2回行います。
治療前のPCR検査で問題がなければ、2回目のPCR検査や歯周内科治療は必要ありません。

治療後も、再感染・再増殖をしていないかの確認のため、年1回のPCR検査が良いでしょう。

☆おおた歯科こども歯科は、歯周病原因菌遺伝子診断認定歯科医院の認定を受けました。

img

歯周内科~症例

2022.2.1  
院内にあるポスターを見て、「歯ぐきが腫れるので、歯周内科の話を聞きたい。」
2022.2.22 
術前 歯周病菌PCR検査
2022.3.10 
結果説明、歯周内科治療開始(花粉症あり、仕事も多忙にて延期)
2022.8.29 
右上浸潤麻酔下、SRP
2022.9.6  
左上浸潤麻酔下、SRP
2022.9.9  
下浸潤麻酔下、SRP
2022.9.24 
術後 歯周病菌PCR検査「膿が出なくなった」「朝のネバつきがなくなった」
2022.10.7 
結果説明

症例1
実際は動画です。
スピロヘータの数だけでなく、活動性(どれだけ活発に動くか)も減少しており改善しております。

検査項目 【術前】測定値 【術後】測定値
細菌数 2,129,099 1,287,536
Pg菌 286,692 限界以下
T.d菌 123,326 518
T.f菌 99,654 336
Red
Complex
509,672 854
A.a菌 0 0
F.n菌 21,306 3,924
【施術名】
歯原性菌血症予防と口腔内感染細菌・真菌除去療法
【施術内容】
位相差顕微鏡・歯周病PCR検査による歯周病菌の同定。抗生剤と抗カンジダ菌剤による除菌後、スケーリング・SRP
【リスク】
一時的な下痢・一時的な舌のピリピリ感・一時的な歯の着色
【費用】
106,700円(当時)

★ 院長より ★

こちらの方は、2018年から当院にお越し頂いている方です。むし歯の治療を並行しつつ、保険での歯周病の治療は合計で12回受けてくださっておりました。

しかし、歯周病治療の反応が思わしくなく、歯周内科治療をご提案しました。前向きに治療を受けてくださり、最短の治療で再発のない歯ぐきに改善できました。

総菌数に残りはあるものの、悪玉菌(P.g菌、T.d菌、T.f菌)は除菌されています。全く問題ありません。

F.n菌は、どの方も残りやすいです。悪玉菌(P.g菌、T.d菌、T.f菌)があってのF.n菌であるため、全く問題ありません。

位相差顕微鏡では、劇的な変化は見られません。背景に、位相差顕微鏡で確認できる悪玉歯周病菌はごくわずかであるためです。歯周病菌PCR検査が必須であると考えられた方です。

治療後、歯ぐきはずっと健康な状態で、再発もなく経過は良好です。
(治療内容及び掲載については、患者様より同意を得ております。)
2023.3.4
麻酔をして保険を使っての歯周病治療。改善がなく、説明。治療希望。
2023.4.1
術前 歯周病菌PCR検査
2023.4.15
結果説明、歯周内科治療を開始
2023.5.6
上顎浸潤麻酔下、SRP
2023.5.13
下顎浸潤麻酔下、SRP
2023.5.20
術後 歯周病菌PCR検査「血が出なくなった」「腫れがひいた」
2023.6.3
結果説明

症例1実際は動画です。
スピロヘータの数だけでなく、活動性(どれだけ活発に動くか)も減少しており改善しております。

検査項目 【術前】測定値 【術後】測定値
細菌数 4,440,712 1,528,536
Pg菌 266,539 限界以下
T.d菌 146,716 48
T.f菌 77,874 87
Red
Complex
491,129 135
A.a菌 0 0
F.n菌 22,400 3,605
【施術名】
歯原性菌血症予防と口腔内感染細菌・真菌除去療法
【施術内容】
位相差顕微鏡・歯周病PCR検査による歯周病菌の同定。抗生剤と抗カンジダ菌剤による除菌後、スケーリング・SRP
【リスク】
一時的な下痢・一時的な舌のピリピリ感・一時的な歯の着色
【費用】
95,000円

★ 院長より ★

こちらの方は、2018年ずっとお越し頂いている方です。初診時に、従来の歯周病治療では改善しないと感じ、歯周内科治療をご提案しました。

菌がほぼ消え、素晴らしい結果が出ました。

治療後、歯ぐきはずっと健康な状態で、再発もなく経過は良好です。
治療内容及び掲載については、患者様より同意を得ております。)
2019.4.19  
他院にて、歯周病と言われた。重度歯周病であること、歯周内科治療を説明。
→希望があり、開始
2019.5.9  
術前 歯周病菌PCR検査
2019.5.17  
結果説明、歯周内科治療を開始
2019.6.14 
全顎スケーリング
2019.6.28  
全顎SRP
2019.7.11  
術後 歯周病菌PCR検査「腫れがなくなった」
2019.7.25  
結果説明

症例1実際は動画です。術前も悪くありません。ただ、レントゲンにて歯を支える骨が溶けており、リアルタイムPCR検査で歯周病菌が検出されています。位相差顕微鏡でも映らない小さな歯周病菌が潜んでいると予想されます。

検査項目 【術前】測定値 【術後】測定値
Pg菌 2,012 限界以下
T.d菌 12,256 限界以下
T.f菌 4,576 限界以下
Red Complex 18,844 0
A.a菌 24 0
F.n菌 30,831 11
【施術名】
歯原性菌血症予防と口腔内感染細菌・真菌除去療法
【施術内容】
位相差顕微鏡・歯周病PCR検査による歯周病菌の同定。抗生剤と抗カンジダ菌剤による除菌後、スケーリング・SRP
【リスク】
一時的な下痢・一時的な舌のピリピリ感・一時的な歯の着色
【費用】
108,000円

★ 院長より ★

こちらの方は、2018年ずっとお越し頂いている方です。初診時に、従来の歯周病治療では改善しないと感じ、歯周内科治療をご提案しました。

菌がほぼ消え、素晴らしい結果が出ました。

治療後、歯ぐきはずっと健康な状態で、再発もなく経過は良好です。
治療内容及び掲載については、患者様より同意を得ております。)

2023.4.21 
自然に歯が抜けた。他院にて、治療費が500万円かかると言われた。
当院ですでに歯周内科治療を受けられている方からの紹介でご来院。
2023.4.27 
術前 歯周病菌PCR検査
2023.5.19 
結果説明、歯周内科治療を開始
2023.5.30 
浸潤麻酔下 下顎SRP
2023.6.6  
浸潤麻酔下 下顎SRP
2023.6.12 
術後 歯周病菌PCR検査「娘から〝口臭がしなくなった〟と言われた」
2023.6.26 
結果説明

症例1実際は動画です。
スピロヘータが消失しており、非常に良い菌叢です。

検査項目 【術前】測定値 【術後】測定値
細菌数 4,000,224 1,707,240
Pg菌 460,358 限界以下
T.d菌 416,826 限界以下
T.f菌 79,532 11
Red Complex 956,716 11
A.a菌 0 0
F.n菌 74,657 220
【施術名】
歯原性菌血症予防と口腔内感染細菌・真菌除去療法
【施術内容】
相差顕微鏡・歯周病PCR検査による歯周病菌の同定。抗生剤と抗カンジダ菌剤による除菌後、スケーリング・SRP
【リスク】
一時的な下痢・一時的な舌のピリピリ感・一時的な歯の着色
【費用】
108,000円

★ 院長より ★

こちらの方は、当院ですでに歯周内科治療を受けられた方からのご紹介です。最初から歯周内科治療を希望されていたため、すぐに開始しました。
非常に大量の菌が検出され、歯周内科治療が必須と考えられます。
位相差顕微鏡では、劇的な変化は見られません。
背景に、位相差顕微鏡で確認できる悪玉歯周病菌はごくわずかであるためです。歯周病菌PCR検査が必須であると考えられた方です。
治療後、歯ぐきはずっと健康な状態で、再発もなく経過は良好です。
(治療内容及び掲載については、患者様より同意を得ております。)

新しい予防 ~バクテリアセラピーのご案内~

ヒト母乳が由来の善玉菌(L.ロイテリ菌)を取り入れることで、歯周病やむし歯の予防をします。 L.ロイテリ菌は、初乳とともに赤ちゃんの体内に入ります。そして、免疫・整腸に関わります。
中身は乳酸菌です。
乳酸菌は他にもありますが(ビフィズス菌など)、むし歯や歯周病を悪化させたり、胃がんの原因であるピロリ菌を増やしてしまうため何でも良いわけではありません。

IMG

バクテリアセラピー 3つの特長

体質が改善
 善玉菌によって、体質が改善します。 体内バランスを整え、悪玉菌を抑制します。

耐性菌はありません
抗生剤ではありません。そのため効果が薄くなる、ということはありません

安心安全
 ヒト由来の善玉菌なので、お身体に害はありません。

 

バクテリアセラピー 摂取の仕方

【お口】
①歯周病の悪玉菌が増えるのを防ぐ
90%以上、歯周病の菌を抑えることができる」と確認されています。 「痛い」「腫れた」で一時的に飲む抗生剤とは違います。 抗生剤は一時しのぎです。
お掃除 と お掃除+バクテリアセラピー を比べると、その効果の違いは3倍だと確認されました。 (ポケットの改善)

②むし歯菌を抑えることができる
むし歯菌を80%抑えることができる、と確認されました。
むし歯の抑制と言えば、キシリトール。 しかし、キシリトールの効果が出るのは3~6ヶ月後です。
さらにキシリトールは100%限定です。対して、バクテリアセラピーは、3週間後ととても早いです。

③口臭を抑えることができる
「上からフタをする」ごまかしではありません。臭いの原因を断ちます。その効果は、4.5倍です。

【全身】
①胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
ピロリ菌を抑えることができます。ピロリ菌は50歳代以降では、70%以上が持っているとされています。 ピロリ菌の抑制は、1か月で60%の方が改善します

②アレルギーの抑制
湿疹の方がバクテリアセラピーをされると、12ヶ月以内に57%の方に改善がありました。

③便通が良くなる
1ヶ月で99%の方の便通が改善しました。腸がビックリして、最初は下痢になることさえあります。
下痢は徐々に治まります。

バクテリアセラピー 摂取の仕方

1日1回、夜の歯磨き後に咬まずに舐めてください。
2ヵ月は毎日続けましょう。
その後は、2~3日に1回の摂取が良いです。

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★1箱(1か月分30錠) 3,000円
詳しくはこちらをご覧ください http://www.biogaia.jp/


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